ただいま、中東ロードに出ている特派員より・・・(オットです。要するに)
「ドバイも涼しかったが(日中でも27-28℃くらい)、ここカルツームも今の季節は
過ごしやすい。
朝晩は非常に涼しく長袖が必要なくらいで日中でも30-31℃くらいまでしか気温が上昇
せず。
今回は当たりだな。未だ青ナイルがブルーに見える時期です。」
*注:
スーダンのカルツームは、ウガンダにあるビクトリア湖を源流とする「白ナイル」と
エチオピアのタナ湖を源流とする「青ナイル」が合流する街。
ここで一本の「ナイル川」となって、エジプトに流れていきます。
なぜ「白」と「青」かと言えば、そういう色に見えるからだそうだけれど、実際に色がわかる季節は限られているそうな。
サイドバーにある写真のように、どんより茶色っぽいのが普通らしく・・・
うっすら夢を持っていたので、初めて話を聞いたときはちょっとがっかりしたものですが。
で、カルツームはアフリカらしく大変に暑いそうで。
湾岸辺りも暑いけれど、ガンガンに空調が効いているので「体感温度」というか「実感気温」
は、カルツームの比ではないそうな(・・・そりゃあ辛かろう・・・)。
「今回は取引先の会社が手配してくれた、安くてこじんまりしたホテルに泊まっているが
インターネットの接続に手間取りやっと繋がった次第。
確かにこのホテルは便利で融通も利くホテルで、しかもヒルトンの半額以下(三分の一くらいか?)で朝食も付いているので文句は言えないのだが...。
でも部屋くらい毎日掃除して欲しい。
今日で三日目になるが、実はまだチェックイン手続きもしていない。
まだパスポートの登録もしていない。
それで良いらしい。」
*注:
カルツームのヒルトンは、おっそろしく老朽化が進んでいるのだけれど、他に競合がない
という理由でかなり強烈に高いそうな。
開発途上国の高級ホテルには良くある話ですが。
でも、そのホテルものんびりしてるなあ。
いいのか、それで?!
尚、カルツームの風景などはこちらをご参照あれ。
エジプトの田舎の方や、1990年代初頭のカイロの町並みなどが思い出されます。
ちなみに、カルツーム市内は撮影禁止です・・・。
「ドバイは高層ビルが空高く伸びるにつれて、ドンドン醜い街になっていくなー。
街の混雑、渋滞、空気の汚さもそうだが、何といってもサービスが悪い。
国の文化や習慣(と言ってもドバイに威張れる程のものが在るとも思えないが)を尊重しないイン・パキ連中を主流とした出稼ぎが中心なのでサービス面での充実を期待する方が無理かも知れないが。
まだ、カイロやカルツームの方が感じが良いよ。」
まあ「元カイロ土着民」には「冷たいコンクリートジャングル」なんですね(熱いけど)。
私は空港しか知らないのですが。
以上、特派員レポートでした。