
外で「おや?」と、立ち止まることがある。
金木犀の香りがするときだ。

今年の横浜は、雨が降ったり冷え込んだり、いきなり蒸し暑くなったり・・・と、お天気が妙に忙しい。
でも、いつの間にか秋だ。
今年はいつもより、ちょっと早いような気がする。
金木犀が香ると、思わずあたりを見回してしまうが、なんとなく驚いた。
香りが強いのに、花は実に小さい。
よくよく見回さないと、どこに木があるのかもわからないことがある。
中国の南方が原産で「桂花」とも呼ばれる。
これを白ワインに漬けこんだものが、本来の桂花陳酒なのだそうだ。
お茶にもする。
題桂花美人
桂花庭院月紛紛 桂花の庭院 月は紛紛
按罷霓裳酒半醺 霓裳を按じ罷んで 酒半ば醺す
折得一枝携満袖 一枝を折り得て 携へて袖に満つ
羅衣今夜不須熏 羅衣 今夜 熏するを須(もち)ひず
明代の詩人、高啓の作。
日本でもすっかり季節感に馴染んでいるけれど、実は江戸時代に初めて入ってきた花なのだそうだ。
Posted by arimaburabura at 13:47│
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アリーマ教授、こんにちは。金木犀、いいですよね、僕も大好きです。昔、玄関先にいっぱい植ってて、雨上がりの朝とか橙色の花が整然と沢山落ちているんですが、青い空と緑の葉っぱと橙色の花のコントラストがいい味で、掃除するのを躊躇していると、通園の野毛幼稚園児が う〜んいい匂い ママこの〜木なんの木なんて、近所のおばちゃんなんかそろそろお彼岸だね、今日は24日の日曜日鎌倉霊園に居る親父と弟に会いに行こうっと。そんな気にさせる金木犀ですね、今はないので近所チェック、その後栄楽園に行きたいです。