まずは「モロヘイヤ・スープ」です。
最近は日本でも、普通に出回っています。
カイロにちょっと遅れて、そろそろシーズンですね。
過去の記事にも書いたけれど、モロヘイヤ・スープと言いながら、本来これは「ソース」の扱いで、ウサギのグリルやチキンのグリルにかけていただくのが一般的ですが、このようにスープにすることもあります。
刻むと粘り気のでるモロヘイヤなので、このように粘り気のあるスープです。
欧米人にはいまひとつ人気がないらしいのですが、日本食に「粘りもの(?)」が多いせいか、日本人の口にはあいます。
私も大好き!
本当は先にグリルしたチキンなどがはいってますが、今回はスープです。
次にご飯を投入。
ご飯は油やバターを入れて炊いたものです。
ご飯が入りました!(あ〜、おいしそう・・・)
トマトソースをかけます。
色どりが綺麗です。
家庭料理だと、もっとごっちゃな感じですが、これはかなり上品ですね。
次にタマネギ投入。
一般的には、揚げたタマネギをいれるのですが、ここでは生のものの様子。
これで「いただきまーす!」となります。
ここのレストランは、外国人が多いのでこんな風に上品なものになりますが、
レシピは家庭により場所により千差万別。
共通しているのは
「うちの母さんの(又は奥さんの)が一番うまい!」
と、皆さん口をそろえることでしょうか?
家庭によばれると、われら夫婦のために大鍋一杯作っておいてくれて、
「それ食え、ほらほらもっと食え、ぜんぜん食べてないじゃないか〜!」
と、まさに「わんこモロヘイヤ」状態になります。
家庭料理なので、なかなかレストランではお目にかかれませんが、ここ『アラベスク』ではほぼ常時出しています。
いかにもローカルな迫力はありませんが、これはこれで上品で美味しいのです。
モロヘイヤは初夏から夏が旬の野菜なので、やはりこの時期が美味しいのですけれど、ここのレストランではほぼ常時出ています。
冬は冷凍ものを使っているようです。
ただし、オフ・シーズンに「どうしてもモロヘイヤ!」という場合は要確認。
さて、食事は続きます。
つづくは鳩料理。
お楽しみに・・・。
(つづく)
PS:
尚、以前後紹介した「アリーマ・レシピ」は以下の通り。
ご参考までに。
http://arima.livedoor.biz/archives/50121436.html