別に語呂合わせをしているのではなく、前回の続き。
この話を調べていて、ちょっと暗くなった。
「ナフサ」というのは、日本語にもなっている、当たり前な化学用語だったのである。
「粗製石油」のことだそうで、エチレンなどの原料になる。
「ナフト」は、どうもペルシャ語起源らしい。
らしい、というのは、アラビア語の「ナフト」とどちらが先か、私では調べきれなかった
からだ。
この辺は、以下に記してあった。
絵でみる石油ビジネスのしくみ
良識ある方には「アホかオマエ!」と言われかねないが、この本は大変よくできている。
石油関係の良識および常識のある方には不要の本だが、その辺の基本知識でお悩みの
アナタにはオススメだ。
さて、話が散漫になるのだが、ロシアの石油関係の企業で「ロスネフチ」だの「トランスネフチ」だのというのがあって、「ネフチってなによ?」と思えば、これも「石油」なのだった。
そんなこんなでロシアの地図を最近眺めてみたら、我ながら実に情けない山ほどの勘違いをしていたことに気がつく。
結局のところ、自分と縁のない「異国」とはこういうものなのだろうなあ、という実感を
最近強めているのである。
とにかく、よくわからない国が出てきたら、とりあえず気持ちをニュートラルにして
地図を眺めるのが良いようだ。
単なる机上の理論でも、地図というビジュアルにかかると、驚くほどいろいろ考え込むことが起きる。
面白い!
さて、ロシア語の「ネフチ」の語源は?
よろしければ、どなたか教えてくださいまし。