2007年04月07日

"Mubarak Peace Bridge" と、大統領の専横

ムバラク大統領ムバラク大統領、御年この五月で79歳。
年齢的な限界が見えてきたのか、最近また専横が目立つ。
一時期かなり物分かりのよさそうなポーズをとって、
大統領を選挙制にしたり(やらせの出来レースとはいえ)
国内での反ムバラク的な発言を
かなり許容するポーズをとったりしていたが、
やはり本音は
「俺の国エジプトを確実に俺のものに!」
ということに思える。
こんなジョークのネタになるくらいで
元々人気者とは言い難かった大統領だが
最近はさらに不人気と国民の不満が増しているようだ。


実は、ひょんなことで御本人がすぐ目の前に現れたことがあるのだ。
まあ、その話はまたの機会に(たいした話ではないが、笑えることは笑える)。

ガマル・ムバラク息子のガマル・ムバラクの話は、
過去の記事で少し触れた。
見たとおりの「ちょいイケ面」ではある。
この息子を何とか次期大統領に!
と、パパは必死らしい。
(以上、写真二件はウィキペディアより)


サダト暗殺当時から、延々と続いてきたエジプトの国家非常事態法発令下の状態(つまり「戒厳令発令中の状況」)も、そろそろ引っ込める、いや、まだしばらく(こちら参照)・・・と押し問答だったが、結局憲法改正で強引に立法化してしまった。
こちらのニュースに詳しいが、こうなると今までゆるゆると「なんちゃって戒厳令」だった状況が、常時戒厳令下同様の状態にあることが合法化、ということになる。

一方で、かなり言論の自由が認められている昨今、エジプト国民は大ブーイングだそうだ。
声高にそれが言えるところに、過去に比べてずいぶん開けたなあ、という思いはあるが、
そんな中で「俺様は俺様!」という行動を貫く大統領・・・。

前置きが長くなったが、一例を。

MPB看板日本政府の援助で建設された
スエズ運河を越えて
アフリカ大陸とアジアを繋ぐこの橋
最初は単なる「Peace Bridge」だったのが
なぜかいつの間にか「ムバラク」の名前がくっついて
Mubarak Peace Bridgeとなってしまった。

「おかしい!」と怒るエジプト国民が相当いるそうだ。


なんにでもかんにでも自分の名前をくっつける、という行動は、今も昔も独裁者の得意技。
そしてムバラク大統領、この一事にも見えるように最近かなり行動が露骨さを増している。
今年から来年にかけて、ますますエスカレートしそうな気がするなあ・・・。  

Posted by arimaburabura at 01:21Comments(10)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ