2006年04月23日

リュウちゃんの話

意外にあっさり「切れてしまった」、と思っていたら、後がナンノカンノと
大変面倒くさかった。

先日切除した「粉瘤(フンリュウ)」の話。

何しろ、数日に一回は傷の具合を見せに病院通い。
やっとこの月曜日四本目の抜糸完了。
やれやれ。

ご心配いただいた皆様、ありがとうございました。
改めまして御礼申し上げます。  

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2006年04月08日

【緊急】大手術体験レポート

●ちょっとファンタジックな映像

060407リュウちゃん1女性向けの桜色のカクテルに、ナタデココが入った新メニューに見えます。
可愛いですね。カワイイでしょ。


060407リュウちゃん2ナタデココではなく、よくよく見ると、不思議な生物のようです。
桜色の水に浮かぶこの不思議な子、この私ともう数年共に暮らした、
ペットのようなものだったのです。
ちょっとファンタジックな風貌です。


060407リュウちゃん3でもお別れです。
本当に、数分程度の邂逅ではありました。
数分ながら、一応「リュウちゃん」と名前を付けてあげました。


リュウちゃん、さよなら。
背中あわせに生きてきたけど、お別れだね・・・イテテ・・・。

まったくこんな「子」が背中に住みついてたとは、オドロキでした。
そう、リュウちゃんの「リュウ」は「粉瘤(フンリュウ)」のリュウ。
ホルマリン漬けになっております。

もう少し解説すると、まあ一種のオデキで、人体に影響はないのですが、なんとなく根を張って大きくなっていくので、見た目が悪いわけです。
背中の開いた服など、間違っても着られません。
て、いうか、本来着ないですけど。

でもなんだかどうも感じが悪いので、取ってしまうことに決めた次第です。
大した話でなくてすみません・・・。


●ザ・オペレーション本番

月曜日のうちに、なんとなく一本記事が書けて、今週配信を突如決定。
多少くたびれた風情で、朝一番のクリニックへ。
横浜「みなとみらい」にあるのだが、アトピーもちで皮膚科ジプシーを繰り返した私の頼みの綱です。
とにかく行けば何とかしてくれる、ドラえもんがノビ太の眼鏡をかけたような名医(?)。

うつ伏せになり、消毒がなされ、先生登場。

「センセー、粉瘤取るのって、痛いそうじゃないですかぁ」
「ん〜、麻酔の時ちょっとね。たいしたことないよ」
「とっても痛かったっていっている人がいるんですぅ」
「大丈夫大丈夫。あ、ちょっとチクっとするからね〜」
「ふあ〜い」

その間センセは、のどやかにスタッフに「あ、おはよー」などと声をかけている。
「ん、それ終わり」
「え、もう終わったんですか?」
「あ、これはね、別の話だから気にしないで」
(なるよっ!と内心思う)

「ねえ、これ痛い?」
「いえ?」
「チクチクする?」
「いいえ・・・あ、ひょっとしてもう麻酔が効いているとか?!」
「ふふふ、僕の腕がいいからだよん・・・っと、これは全部終わってから言うことにしよ」

「先生、手術って『メス!』『汗!』みたいな緊張感漂うもんだと思ってたんですけど」
「そんなのは大手術。やんないよ、ここじゃ。
ちょっとテレビ見すぎじゃないのぉ」

「あてっ・・・」
「ん?あれ??痛い???」
「イエ、単に私は大袈裟なだけですから気にしないでください。
ホントに痛いときには思いっきりわめきます」
「それもこまるなぁ、でも今どうしたの?」
「なんか引っ張られてる気がして」
「うん、今縫ってるから」

そういえば、抜糸がどうのといっていたけど、最近の糸は溶けるんじゃないんですか、ときいたらば、BSE問題のあおりで、豚や牛の腸を使っているそういう類の糸が使えなくなっちゃったんだ、と。
まあ禁止されてるわけじゃないけど、医療責任というのはどんな小さなリスクも避けなきゃいけないからね〜、と。

「あと、代わりにでてきた溶ける糸って、案外溶けないのよ。だから僕は使わない」

とこうしてるうち、なんとなく終わってしまいました。
30分足らず。

なんだ、やっぱり簡単じゃん、と思った私。


●あとが結構大変なのだ

術後、若くて優しくて可愛らしくて、感じのいい看護婦さんから「諸注意」を受ける。
やっぱり良い病院には良い看護師さんがいる。
医師の人柄や方針が、かなりはっきり出るところだと思う。
威張った医者のやってるクリニックは、なんだかスタッフもエラソーで不快なことが多い。

ともあれ、聞いて驚いた。
「明日は必ず、消毒にきてくださいね。明日、どうしてもだめだったりしますか?」
「いいえ、何があろうときます」
「そのあとは毎日消毒をして、また二三日したら傷口を見せにきてくださいね」
「・・・結構大変なんですね・・・」
「そうですねえ、傷口の状態をちゃんとしておかないと、跡が残りますから」
「そうですか」

なんと、4針縫ってたんです。

「あと、今は麻酔がきいていますから痛くないですけれども、あと一時間くらいで切れてしまうので、とりあえずお薬を受け取ったらすぐ飲まれたほうがいいですよ」
「ハイ」(良い子のお返事)

薬局で薬をもらい、その足でランチ。
まさかこんなことのあとで肉類に食指が動くとは思いもしなかったが、なんとなくハードロックカフェでハンバーガーを食べた。
(この辺は横浜ほにゃらら日記:『ハードロックカフェ横浜』のハンバーガー - livedoor Blog(ブログ)参照)。

060407葉桜UP帰り道、うららかな陽差しの中で、気の早い桜はもう葉桜になっている。
初夏の気配。冬の終わり。


060407葉桜1背後にはまだ満開のソメイヨシノの並木があるが、葉桜もいいね、としばし木の下に佇む。
そう、この時は麻酔と痛み止めが効いていたんである。


帰宅後、妙にちくちくしてきて、だんだん痛くなってくる。
おかしいなぁ、と思ってよく見たら、二錠飲むよう指示されてる痛み止めを一錠しか飲んでいなかったのでした。

こういう痛みは、経験上中途半端にこらえるよりも、とっとと薬を飲んで抑えたほうが得策なのだけど、飲んでから時間を空けなければいけないので、結局シクシク泣きながら痛みに耐える羽目に落ちた。

私が連載しているメルマガの主筆・エンリケ殿下は、最初「手術」と聞いて「大丈夫ですか?!」と大層心配してくださったのだが、
「ついでにそれ、記事にしませんか」という依頼が後から・・・。
蓋し、軍人とは「情」と「現実」をきっちり分けて考えられる人たちなのである、と思ったワタシ。

そして「リュウちゃん」はホルマリン漬けで去っていきました。
さよなら、リュウちゃん。
今年はワタシも、オヤジババアから「なんちゃってアデージョ」を目指すからね
(「言うのは勝手だ」と、皆が口をそろえる)。

末筆になりましたが、ご心配くださった皆様、ありがとうございました。
ワタシは元気です。

それにしても、いい先生にきちんと診てもらって、いい看護師さんたちによくしてもらった後って、清々しい。プロフェッショナルに触れると、いいパワーをもらえる気がします。

後で多少痛くても・・・ね。





  
Posted by arimaburabura at 20:41Comments(4)TrackBack(1) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ