2006年01月04日

中東キリスト教の歴史

『中東キリスト教の歴史』日本基督教団出版局

とりあえず基礎知識として、細かく全貌がみえる。

  

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コプト教会の礼拝

『コプト教会の礼拝』キングレコード

悲しいことに、歌詞や原語についての解説がない!
でも、微妙なアラブ風の音と流れが感じられて面白い。
  
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砂漠の修道院

『砂漠の修道院』平凡社ライブラリー 山形 孝夫 (著)

コプト教関連で、この一書を超えるものはないと思う。
内省的な美文も素敵だ。  
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2005年12月31日

エジプトとキリスト教 其の二 〜キリスト教源流の地〜 【第42話】

●キリスト教の聖地巡礼

エジプトというのは実は、キリスト教の源流ともいえる地だ。
ツーリズムの中で確かに単なる観光の比重は大きいが、実は「巡礼」という部
分も馬鹿にならない。

一般的なツアー構成は、カイロからルクソール、アスワンと遺跡を回るパター
ンだが、実はひっそりと定番がもうひとつある。
カイロに一泊後、西に向かい、バスで陸路スエズ運河を越えてシナイ半島を突
っ切っていくツアーだ。
タバという国境の町までエジプトの手配で行き、そこからイスラエルへ入国す
る。

シナイ半島にリゾート以外に何があるのかって?
あります。あるんですよ。

案外ピンとこないものだけれど、映画『十戒』を思い出していただきたい。
エジプトを追われて西の荒地を放浪していたモーゼが、その妻と出会ういわゆ
る『出会いの井戸』はシナイ半島だし、神の啓示を受けた『燃えるシバの木』
もそこにある。エジプトで苦難にあえぐ、ユダヤの民を連れて渡った海は『紅
海』であり、神から『十戒』を賜ったのは『シナイ山』。
モーゼの物語の舞台はシナイ半島なのだ。
スエズから35キロくらいの地点には、苦い水の沸く泉に杖を投げ込み甘い水に
変えるという秘蹟をモーセが行った『アイン・ムーサ(モーセの泉)』もある。
時代はラムセス二世とその息子メレンプタハの時代だ。

そう、巡礼ツアーが飛行機で安直に飛ばず、ひたすらバスで丸一日かけてシナ
イ半島を旅するのは、こういった秘蹟の地を回るためでもある。

『燃えるシバの木』と『出会いの井戸』は、いずれも聖カトリーナ修道院にあ
る。
ちょうどシナイ山の中腹にある、ギリシャ正教の修道院だ。
この辺混乱しやすいのだが、後述するエジプトは紅海のカイロ側にある修道院
はコプト教のものだ。
ギリシャ正教とは同じ東方正教なのだが、宗派が違う。

聖カトリーナ修道院は、元々は東ローマ帝国が建立したものだ。

ものすごく単純に言ってしまえば、アレクサンドリアを中心に広がったコプト
教とは逆方向の、コンスタンティノープルから流れてきたもので、発生元が違
うのだ。
こんな説明だと顰蹙を買いそうだが、詳しく書くとあまりに細かくなりそうな
ので(どんどん墓穴を掘りそうだし)、あ、そう・・・くらいで読み流してく
ださい。


●シナイ山ツアー

実はこの巡礼ツアーは、ガイド泣かせなのだ。
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2005年12月26日

岩波 キリスト教辞典

『岩波 キリスト教辞典』

私の虎の巻その三、である。
安価に入手できる同様の本がなかなかないので、御役立ちの一冊ではあるが、
同シリーズの『イスラーム辞典』に比べると若干内容は軽量か。
まあ、あの本が出来すぎているのだ、と思うべきなのだろう。




  
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2005年12月23日

エジプトとキリスト教 其の一 〜クリスマス雑感〜 【第41話】

●クリスマス雑感

はたと気づけば、もう今週末はクリスマスである。
まあ、たとえ見たくなくても、11月に入ったと思ったら、どこもかしこもクリ
スマス一色になってしまったから「ああ、今年も終わりだなあ」などと思って
いた。
でも、ふと気づけば今週末・・・時のたつのは早い、とありきたりなことを思
う。
毎年のことだけれど。

日本に帰ってきて6年近い。
帰国時の逆カルチャーショックは、行った時より帰ってきた時のほうが強烈で、
まあよくいろんなことにビックリしていたものだ。
なかでも「ほげ?」と全身ハテナマークになったのが、日本のクリスマス商戦
の早さだった。

「ナンデまだ11月始めなのに、ツリーがライトアップされているのだ??」

話のわかりそうな同僚にきいたら、何でも年々早まって、最近はこのくらいに
落ち着いたのだということだった。
「アドベントはまだだよ」などと口走らなくて良かった。

まあキリスト教的行事のいくつかが、八百万(やおよろず)の神の国にして商
魂たくましく、お祭り大好きな国民性に、実に見事に咀嚼吸収された結果であ
ろう。
野暮は言うまい、と思いつつ、いつもちょっとだけ複雑なのではある。
まあいいや。


●クリスマスを待つ『待降節』

本来ならば、クリスマスのデコレーションはアドベントとともに始まる。
アドベントというのは「待降節」または「降臨節」と訳されている。
クリスマス前の四番目の日曜日から始まり、この間に心を清め主の降臨を讃え
る準備をいたしましょう、という期間だ。
教会には、四本の蝋燭を立てた樅の木の輪(クランツ)が吊られる。
一週ごとに一本つけていって、四本目が燈るとクリスマスだ。

だから、なんとなくクリスマスのセールなどというのは11月の末頃から始まる
ものだと思っていた。
かなり前は日本でもそうだったような気がする。
でもまあ、本人は中学生の頃に「馬鹿らしいからやめた」と文字通り神をも怖
れぬ暴言を吐いて以来、お付き合い程度にしか教会に出入りしていない、実に
不良なクリスチャンなので大きなことは言わないで置こう。

ヨーロッパ諸国では、アドベントとともに街がクリスマスの色に染まる。
アメリカは良く知らないが、同じなのではないかと想像する。
一年住んでいたミュンヘンではクリスマス・マーケットが始まって、ツリーの
飾りやら置物やら、ホットワイン(グリュー・ヴァインという)やら食べ物の
屋台やらが旧市街の目抜き通り一杯に出て賑わう。
ニュルンベルグの市が有名だが、こちらは人込みもすごい。
個人的には、小さな町で地元の人がこじんまりやっているような市が、いい雰
囲気で好きだった。

何が楽しみで出かけるかって、やっぱり右手にグリューヴァイン、左手にソー
セージの状態である。
しんしんと雪の降り積む中、大なべで温めてシナモンなどで香りをつけてちょ
っと甘味をつけたグリューヴァインというのは、ホントにまるっきり楽しくも
何ともなかったドイツの冬では忘れがたい思い出となっている。


●そして、エジプトでは・・・

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