2007年03月30日

桜の季節

桜と大岡川「今年は3月18日開花?!」
と、世間を沸かせ
結局のところ、突然の冷え込みに
ずるずると遅れた桜が、
ようやくきれいに咲きそろい始めた。



桜かつて「タマちゃん」が出現した横浜の大岡川では
この時期こんな提灯が出て
夜桜が美しい。
もちろん昼間も美しい。
なんとなく「ああ、日本だなあ」と嬉しい。



桜アップところで桜はバラ科の植物なのだ。
確かにこうして近くでよくよく見ると、
一重咲きの薔薇に形が似ていなくもない。
近くによっても、やはり綺麗な花だ。
しかし、気候の変調のせいだか
なんだか葉桜になるのが早そうだ。



梅から桜、そして新緑の季節にかけては、本当に日本にいるのが楽しい。
海外在住の方には申し訳ないのだが、一応私も十年間余りはこの時期のホームシックに
耐えたのだし、その先には元中東在住者を弱らせる「梅雨」という季節がやってくるので、
どうぞお許しいただきたい。

ところで、桜の花びらを塩漬けにした「桜茶」は、二日酔いに効く。
花びらよりも樹皮に香りと薬効があって、咳止めなどにもよいそうだ。

そして、桜の花粉にはエフェドリンという物質が含まれていて、これが気持ちを
高揚させるのだとか。

道理で花見酒が効くわけだ、と、妙に納得してみたりする。

春爛漫の桜の下に立つと、確かに少し力が湧いてくる。
今年はこの力を、飲んだくれてカラオケをがなり倒すようなこと以外の用途に使おうな、
と、ひっそり決意をする私なのである。  

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2007年03月15日

咲き残りの紅梅

たまに花の写真を上げている。
なんで突然『中東ぶらぶら』にそこいらの花が出現するか、というと、意外に海外在住の方が、拙ブログをのぞきにきてくださることもあるらしい、とある時知ったからだ。

海外在住時、いつも花の季節には気がもめた。
特に、梅や桜の頃になると、どうにも花が恋しくなったものだった。
とりわけカイロにいた頃など、季節感が温度差と砂嵐くらいしかないようなものだから、
こればかりは本当に侘しかったのを覚えている。

日本にいると、少なくとも四季折々の花が見られて幸せだ。
でも、見られるならば見られるで、あの花はまだか、この花は見そこねてしまった・・・
などと、これはこれで気が揉めるから困ったものだ。

紅梅今年は早々と咲き始めた梅。
もう盛りはとうに過ぎて、
散り残りがぽつぽつと。
雨上がりの陽光はすっかり春だが
この数日は意外に冷え込む。
花冷え、というにも早すぎるのだけれど。

ミモザ
花という花が
今年は早々と咲いてゆく。
実家の庭ではミモザが満開だった。


  
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2007年02月22日

東風吹かば・・・

やれやれ、すっかりご無沙汰してしまった。
この間、色々考えて『軍事情報』の連載のほうは当分の間休載、ということにして
頂いている。

本来ならば、もう少しきりのよいところまで連載を続けて、ご挨拶をして・・・
と思っていたのだが、そうなってくるとウンともスンとも言葉がでない。
それほどご大層なものを書いていたつもりもないのに、どうも中東が身近に感じられなく
なってきたように思う。

それもそのはずで、私がカイロを離れてから、もうこの三月でちょうど七年にもなるのだ。
まったく時のたつのは早い、と、しみじみ思う。
なのに、昨日見てきたような話を綿々と書いていたのだから、
そりゃあ無理も出るわいなあ、と少し呆れた。
私の場合、夫が定期的にエジプトはじめとした中東諸国に相変わらず出かけているので、
中東の話はいまだに身近なものではあるし、『軍事情報』の別冊連載を続けるために、
憑かれたようにあれこれ本を読み漁ったものだから、なんだかバーチャルに
「まだ彼の地にいる気分」になっていたのではある。
まあ、見て聞いて肌で感じたことを、距離を置いたところで改めて見つめなおす作業は
実に楽しかった。
それは間違いない。

でも、気分は気分なのであって、時の流れとともに過去は過去になっていく。
次第に話が肌身を離れ、妙に頭でっかちになって、我ながらちょっと息苦しく
なってきたのかもしれない。

そんなわけで連載は休止しているが、『軍事情報』のエンリケ殿下に作っていただいた
ブログは残っている(神戸に向かって敬礼!)。
せっかく残っているのだから、たまに中東に絡んだ雑感程度のものを書いておくのは
いいかもしれないなあ、などと、この数日思うようになった。

そういえば、二年前の三月三日の桃の節句が連載初回だから、もうすぐ二周年でもある。
ダカラドウシタ、とも思うが、まあ記念日というのはいいものだ。
これをいい機会に、スタート時点の「のほほんとぶらぶら」な気分で、
ぼつぼつ思い出話でも書こうかね、という気持ちになった。

実はもう一つブログがあって、この「不肖の妹分」は生真面目な姉を尻目に、
スタートの時点では予想もしなかったほど広がった。
こちらもスタートは二月下旬。
本格始動が三月はじめだ。

どうも私は、梅の咲くころになると、なにか始めたくなるバイオリズムのようなものが
あるようだ。
ついでに振り返ると、梅雨時から夏にかけて体調が湿り、冬寒くなると気分が冷え込む。
湿気と寒さにやけに弱いところだけは、立派にまだまだ中東を引きずっているらしい。

だらだらと散漫で恐縮だが、まあそんなこんなで、今後はのんべんだらりと
気が向いた時に記事を上げるようにしたいと思う。インシャアッラー。

以上、気の早い梅とともに、改めてご挨拶まで。


梅
 東風吹かばにほひおこせよ梅の花
          主なしとて春な忘れそ





追伸:
最近また中東メシを食べてきた。
クスクスなど、マグレブのほうのものだが、関心ある方はこちらをご参照下さい。  
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2006年04月24日

ジャカランタの花 (特派員レポート)

今ごろカイロはジャカランタが花盛りだろう。

日本語では「火炎樹」と呼ばれる。
正式名は「鳳凰木(ほうおうぼく)」だ。
確かに燃え盛るような赤い花が咲くので、日本では「火炎樹」という通称がついたのだろう。
ベトナムなど東南アジア、南太平洋各地などでよく見られる花だそうだ。

この花が咲き始めると、カイロは夏だ。
一気に暑く、そして冗談抜きで「熱く」なっていく。
季節の変化に乏しい、花や植物に乏しいカイロで、数少ない季節の花ではあった。
日本の春先に花を愛でる心情とは、ちょっと違うものではあったけれど。

ちょうど夫が「中東ロード」に出るので「ジャカランタの写真を撮ってきてね」と頼んであった。

「おう、わかった」と出かけたものの、彼はこの花がなにかワカッテナカッタのである。
そもそもエジプト人は花や植物に興味関心が薄いので、行けば何とかなろう、という彼の発想、エジプト人がガバガバ飲む紅茶くらいあまい!

本人いわく・・・

「ジャカランタを求めてカイロからベイルート、アンマンそしてドーハへ。
ジャカランタって例の火炎樹のことだったのか?
なーんだ、それなそうと言ってくれたらカイロにはいくらでも咲いていたのに。

ジャカランタなどと聞いたことの無い表現を使うから、エジプト人は混乱して誰も解からなかった。
ひどいやつは(自分では親切のつもりだろうが)Marriottの花屋。
「おおー、ジャカランタはこれだよ。これこれ」と言って、結婚式に持ってゆくような花を小さく束ねたブーケを造ってくれた。LE120で(アリーマ注:そりゃあウルトラぼったくり・・・)。

「そうか。これがジャカランタと言うやつか!?」と思わず納得しそうになったが、
「でも待てよ。何でこのような写真を遥かカイロくんだりまで来て撮れとの指示が出てのだろーか??」と疑問に思って走って逃げたよ。

ドーハでは期待できないだろうから、望みはアンマンだな」

と、こうしているうちに、とりあえず『ベトナムの昼下がり』の管理人でもある「北のくじら」さんが、きれいな写真をUPされた。

http://silver.ap.teacup.com/vietnam/196.html

こちらの写真も快く貸して下さるということで、お言葉に甘えることにした。

ベトナムのジャカランタ



カイロで花屋に変な花束を売りつけられかけた我がオット。
どうにかどこかで撮ってきてくれるだろうか?
エジプトのジャカランタは、もっと激しい色をしていたような気がしてならないのだけれど・・・と、思いつつ。
  
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2006年03月19日

梅、満開の後、強風

去年の梅は、例年になく長かった気がする。
今年はいつまでたっても咲きはじめなくて、やっと満開!と思ったら、
今日などひどいお天気で風が吹きまくっているので、もう終わりかけている。

さて、桜はどうなるだろう・・・?

とりあえず、せめても、というのも変ですが、三年前の写真をご覧ください。
場所は湯島天神。

湯島の梅

実は泉鏡花『婦系図』の、あの湯島天神だから結構期待したのですが、
きれいに刈り込まれすぎて、今ひとつ風情がなし。
ちょっとがっかりしたのを覚えています。

ところで、かの『湯島の白梅』の

「別れろ切れろは、芸者の時にいう言葉・・・」

という新派の名台詞、舞台用のシーンで、原作にはないのだそうです。
「だそうです」というのは、岩波文庫の『婦系図』全三巻は、高校生の時から今現在にいたるまで、私の手元に「積んである」だけだからです。

さて、この神社はかの学問の神様、菅原道真公を祀っているので、絵馬など見ると、受験生の悲願が怒号のように渦巻いています。
で、受験生といえば若いコですから、子供向けに『おみくじロボット』までが。

湯島天神おみくじロボット

湯島天神おみくじロボット2
風情あるべきところで風情ないものを見ると、ちょっとがっくりします。

「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」

菅公ゆかりの地は、いまやすっかりカンコー地なのでした。
おあとがよろしいようで。


  
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2006年03月01日

春の先触れ

二月は寒いが、実は意外に好きなころでもある。
蝋梅に満作、そして梅に沈丁花と、優しげな風情の花が一斉に咲き始めるし、
枯れ木のようになった枝に、ふと新芽が顔を出す。
我が家の手入れの悪い紫陽花も、今年こそはだめか・・・と思っていたら
ひょっこり芽を出していた。

目下の課題は、庭にはびこるチェリーセージとパイナップルセージだ。
何しろ可憐な赤い花がきれいで、見ている分には悪くないのだが、
生命力が旺盛で、ふと気がついたら花壇を占拠して茂りまくっている。
花が可憐なものだから、バッサバッサと切りたくても切れず、
「やるなら今のうち」なのではある。

あ〜やんなくちゃ。  
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2006年01月22日

新年の椿事

年末年始は夫の郷里で過ごした。
熊本の某所である。

以前もご紹介した、某温泉に初湯に出かけた。
義母とお風呂につかっていたら「お孫さん?」と言われた。
いえ嫁です、と答えた。

これで気分を良くするのは、典型的な中年のオバハンであろう。
それはわかっているのだ。

で、それをオットに言ったら、馬の子と間違われたかか?と。
馬が温泉に来るか! ふん!!

しかしとりあえず気分はよい。
そういうのは、嬉しくないほうがおかしいでしょう?

翌日は熊本市内に泊まった。
熊本の繁華街をオットと歩いていたら、突然ワタシにすりよる若い男子一名。

「どーですかー、サービスしまーす!」

と、見せる写真は、豊乳を脇で引き締め、乳間を見せる女子数名。

「それ、なに?」
「おXぱい、モミモミ!」

唖然とした。
九州というのは全般に、ある線を越えると東京近郊よりも
かなり性的におおらからしい、という印象はあったが、
カップルのしかも女性のほうにこういう客引きがくるとは、
なんとも熊本の性風俗は結構世紀末…地方文化は多様だな、

と驚きつつ、あくまでも参考までに

「夫婦料金て、あるの?」

ときいてみた。

「・・・へ?・・・」

ふと見るとポン引き、腰が引けている。
私の横には、巨大な男が「なに?」と剣呑な顔つきで立っている。

「あ、あの、すみません・・・女性、なんですね・・!」

本人一瞬、何のことやらわからず、ぽかんとしているうちに、
オトコは素早い後ろ走りで消えていた。忍者のようだった。

で、顛末を理解した瞬間、グーを虚空に振り回したけれど、
それだけで終わる。

「あ、女の子だったの?」
という言葉は、昔からきいているから驚かない。
若ければ「ボーイッシュ」という美しい言葉がある。
しかし、不惑をとうに過ぎてフーゾクのポン引きに誘われる私は、
いったい何なのだ?!

オットに顛末を話したところ
「また馬の子に間違われたわけだな」
というわけのわからん〆でおわったのだった。

ぶーぶーひんひん。

以上、新年の椿事でございました。  
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2005年12月26日

クリスマスのおすすめ本

中東でも何でもなく、ただなんとなくお気に入りの絵本を三冊。

『絵で見るナイル川ものがたり―時をこえて世界最長の川をくだる』
アン ミラード (著), 松沢 あさか (翻訳)

絵本ですが、書き込みが細かく、子供と一緒に大人も楽しめます。
エジプト史に関心のある方は必ず楽しめます。



『聖なる夜に―A SMALL MIRACLE』
ピーター コリントン (著)

ちょっとお疲れの方に。文字のない、絵だけの聖夜の物語。


『猫の本―藤田嗣治画文集』

ちょっと好きだなあと思っているような人に、こんな本をもらえたら素敵だな、と思います。
私は自分で買いましたが(フン)。

  
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2005年12月10日

風邪に効くレシピ

風邪が流行っています。
何かと体が冷えがちな今日この頃、私のお気に入りなど、お試しあれ。

*生姜大根蜂蜜焼酎
おろした大根と生姜に蜂蜜入れて、焼酎入れてお湯割りで飲みます。
焼酎は無理して入れなくても良いのです。
まあ、あったまりますが。
蜂蜜は好み。
ウッソーというほど体が温まります。
生姜のみでもOKです。
ゾクゾクくる風邪の引き始めにどうぞ。


*スペシャル鶏粥
寝込んでろくろく物も食べられず、弱っている回復期にどうぞ。
米からじっくり炊くなら二時間ですが(米1:水8くらい)
そんな暇も根気もない人は残りご飯で。

鶏胸肉に塩コショウとおろし生姜&酒をまぶしてちょいと置きます。
ご飯、鶏肉、つぶして叩いた生姜、つぶしたニンニク(3かけくらい)、長ネギぶつ切りに酒、塩を鍋に放り込んでぐつぐつ煮ます(当然ですが、水も入れます)。

粥になったかね、と思ったら食べます。
私はダウンするといつもこれです。
ニンニクにはしっかり火を通すこと。
生だと匂うし、胃に刺激が強いので。  
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2005年11月28日

ナナカマドとヒコーキ雲

ナナカマドとヒコーキ雲南青山の国連大学前にて。
なんていうと格好いいけど、ただの通りすがり。ところで、この橙色の実のなる木、ナナカマドなのでしょうか?
見事に鈴なりで、携帯カメラを向けたら、飛行機雲。小春日和の一日でした。  
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