2006年07月09日

ムバラク大統領の「ノクタ」

某オトモダチにお願いして、以下の「ノクタ」をいただきました。
まあ「小噺」みたいな意味合いですが、エジプト人は寄ればさわればこればかり。

御提供いただいた、ヤー、マイフレンドー!
ありがとうね。

以下、ノクタ。

其の一

ムバラク大統領が飛行機の機内で100ポンド札を拾った。

「良い事を思いついたぞ! これを窓から落とせば、拾った者が幸せになれるな」
「さすがは大統領様。常に国民の幸せをお考えでいらっしゃいますね。僭越ながら大臣にも提案がございます。」
「なんだ、言ってみろ。」
「これを1ポンド札100枚に両替してからにされますと、100人が幸せになれます」
「ふーむ。名案だ。早速両替だ」

機内で1ポンド札を集める大統領。ところがどうしても集まらない。
そこでコックピットへ行き「1ポンド札を持ってないかね?」と聞いてみた。

「大統領様、どうして1ポンド札が必要で?」
「名案を思いついたんだよ。かくかくしかじか・・・」
「なるほど。さすがは大統領様。僭越ながら機長にも提案がございます。」
「なんだ、言ってみろ。」
「窓から大統領様自身が落っこちれば、7000万人のエジプト国民全員が幸せになれます」

まだあるのだ。

其のニ

ムバラク大統領は夜の散歩が大好き。
闇にまぎれて一人で束の間の自由を楽しんでいた。
ところが、ある日大きな穴に落っこちた。
「おいっ、なんでこんな所に穴なんかあいてるんだ。危ないじゃないか!
責任者は死刑だな。ぶつぶつ・・・。」

そこへ誰かが通りかかった。
「おーい! 助けてくれ!」
「あんた誰だい?」
「誰だっていいだろ。さっさと助けろ!」
「いやだね。名乗らなきゃ助けてなんかやらない。」
「・・・」
「なんだい? 聞こえないよ。」
「ホスニ・ムバラクじゃ」
「大きな声で言ってくれぇ!」
「ホスニ・ムバラクじゃ! 大統領じゃ!」

ほんまかいな?
言うに事欠いて・・・面白い奴め・・・と思って助け出したら、本当に大統領が出てきた。

「あーあ、助かった。ありがとう。ところで私を助けたことは内緒にしてくれ。メデイアに笑われちゃかなわん。」
「大統領も私に助けられたことは内緒にしてくださいまし。エジプト中から袋たたきにされちゃかなわない・・・」


笑いの中に、国民の真情が垣間見える。
とりあえずエジプト人は、どんな状況でも笑っているから、これだけは立派だと思う。

ただ、これからエジプトに向かう方は、このノクタを公開する場所を考えたほうがいいかも・・・。
  

Posted by arimaburabura at 06:46Comments(0)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年05月15日

ワールドカップ裏話(?)

あくまで日本の旅行業界に限った話だが、ワールドカップ観戦ツアーがあんまり売れていないそうな。

詳細、以下参照。
livedoor ニュース


元旅行業界に身をおいていた身としては、やっぱり・・・というのが正直なところ。
何しろFIFAという組織も妙な組織だが、ここに引っ付いている専属の旅行会社(旅行業界で言う「インハウス・エージェント」)がひどいところで、前回横浜でも、その前のパリでも、相当にあくどく雑なオペレーションで世界的には悪評プンプンだったのだ。

実は昔の職場から、パリに行かされて事前情報収集をしたときに、フランス人の恨み節嘆き節をナマで腐るほど聞いたのだ。
帰国して一応報告したけど、役に立ったかどうかは不明。
ワールドカップの前にやめちゃったんで。

日韓の際には、この連中に引っ掻き回されないために、日本側はJTBを主体にした組織を立ち上げていたのだが、かなりFIFAともめた。
ところが、韓国側がFIFAのエージェントと抜け駆け提携してくれたおかげで、JTBは涙をのんで撤退。
近畿日本ツーリストがこのエージェントと組むことになった・・・という経緯がある。

何しろチケット販売手配まで握っているからタチが悪い。

フランス大会のときに日本人がたくさん路頭に迷う羽目に落ちたのも、この連中の仕業だ。
憎くなってきました?
憎いでしょ。

その上、ドイツという国はフランスや日本と違って、地方分権が強い。
パリだの東京だのという、ハブになる大都市に山ほど寝るところがある、という状況ではなくて、各中小都市に限られた数の宿泊施設が点在している。
街が大きくないので、各地のホテルのベッド数などは当然少ない。

そういうわけでドイツでは、ひとたび大きなイベントが起きると、当たり前みたいに「イベント期間特別スーパーぼったくり料金」が発生する。
そういうシステムが、公に当たり前となっていて、たとえば企業との契約レートなんかも二段構え。このボッタクリは「メッセ・レート」と呼ばれているんですけどね。
メッセというのは、見本市とかイベントなんかのこと。

まあ、立派といえば立派だ。
今回は当然「ワールドカップ・レート」なんていう「スーパー『特別』レート」が設定されているのだろうか?
この辺は良く知らないけれど・・・。

そのうえ、ただでさえ各中小都市で数の限られたホテルの部屋を、FIFAの関係者が当たり前のように占拠する。挙句、事前に大量占拠しておいて、直前に「いらん」などと抜かして大量リリースするケースもある。
実にホテル泣かせだし、はた迷惑なのだ。

でも「そこのけそこのけFIFAが通る! 控えおろう!!」と、肩でぶんぶん風を切ってるから、業者側は逆らえない事が多い。
とばっちりは、一般庶民にくる。
実に腹立たしい。

でも、次回は南アフリカ開催。
「ホテルがなければ地面に寝袋で寝ても・・・」などという無茶は、治安上まず不可能な国だから、行くのならばドイツにいけば・・・という気はしないでもない。
パーフェクトに安全とはいわないけれど、南アフリカよりはましだ。
まだツアーが売れ残っているそうだし。

でも、それを狙ってヨーロッパじゅうのドロボー軍団がドイツに集結してるかも・・・というのは、単なる私の想像です。
でも、陸路でつながってるからくるのは簡単だよねぇ。

この間、悪名高いマドリードやローマなんかが、大変平和になったりしてさ・・・などと詰まらん想像をめぐらせているワタシは、ただの暇人。

ワタシがWBCに熱くなれないのは、アメリカ人がヨーロッパのFIFAのまねして、利権バリバリ型の新組織を野球でやろうとしてるんじゃないか、と邪推しているからです。
どうでもいいけど。

なにがどうあれ、がんばれ、ニッポン!  
Posted by arimaburabura at 10:10Comments(3)TrackBack(1) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2005年11月07日

ホテルマンとしてひとこと・・

余談だが、世界中どこでもホテルに泊まると個人の消費行動「など」は、
ホテル内部の人間には丸見えだということを、元ホテルマンとして
一応一言申し上げておく。
何時から「テレビの有料放送」をみていた、とか、外では絶対禁酒の人の
ミニバーからビールやワインが売りあがっていた、とか、
「お二人様で眺めのいいところでフレンチを食べて、
そのあとルームサービスにチーズとワインのオーダーが入っている」とか。

あと、熟練度にもよるが、スイートなどの所謂「いい部屋」を担当する
客室清掃の担当者は、ベッドの乱れかたと客室の雰囲気で、
その前夜の状況が読めるということである。

当然「ホテルとしての守秘義務」はあるので、まじめな従業員はめったなこと
を言わない。
でも、外に漏らさないにしても、宿泊客の行動を見ようと思うと、ホテル内部
の人間は簡単に見られるものなのだ。お気をつけあれ。

あと、関係ないけれど、部屋の備品も結構チェックの対象になっているのをお
忘れなく。
ワタシは海外勤務の時代に
「XX社の予約のXXX号室から花瓶が(又はルームサービスの食器が、
大判のタオルすべてが、etc.)消えていた」の類の報告を、
どれほど受けたかわからない。
予約元に一言申し上げるほどの事態には、至らなかったのが幸いだったけれど。

私もこの辺に関しては清廉潔白な身の上ではないので、
モラルの向上を呼びかけようというのではない。
実際、相変わらず「ホテルのロゴ入り」のバスタオルの類、
我が家のバスルームに何枚か転がっているし・・・。
ただ、自分の行動がホテル側にばれたら困るようなところに泊まったら、
ちょっとお気をつけあれ・・・ということで。  
Posted by arimaburabura at 20:27Comments(0)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ