2006年09月16日

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レバノンの国連平和維持軍への自衛隊部隊拠出?(『軍事情報』より)

上記記事が『軍事情報』に上がっている。
是非読者の皆様にもご一読いただきたいので、ご紹介する。

http://okigunnji.com/010/post_201.html

「ウチの親」なんで、勝手に引用してしまうけれど、いいですよね・・・(どこまでも甘えた「子」なのだ)。


さて、強く頷いたのは以下だ。


「中東に関しては、フリーハンドの等距離外交を貫くべきではないでしょうか。
それでなくても「米の付き人」視されているのです。

わが自衛隊のイラク・インド洋派遣は、あくまで「復興支援」であり、「対テロ戦争
支援」です。
決して「イスラーム諸国や中東諸国を敵にまわす」ことではありません。

先進国で唯一、中東にフリーハンドを持つ国家。
この財産を、つまらないことで失いたくないものです。」


まったくその通り!

私レベルの視線から見ても、アラブ諸国で日本人が暖かく迎え入れられていて、リュックを背負った若い旅行者からビジネスマンまで「親日的だなあ」と感動するのは、欧米諸国のように「過去の歴史的負のしがらみ」が無いからだ。

日本と東南アジア諸国の関係と、中東と欧米諸国の関係は、まあ100%重なるものではないにせよ、状況的にかなり似通ったところがある。
そういうイメージで考えてみてほしい。

そういうヤヤコシイしがらみがない上に、援助までしてくれる。
そこに重ねて、大声で自己主張しない、階級意識、人種差別意識のほとんどない、本当にとってもいい人たち、というイメージがある。
憎きアメリカ(現地の反米感情は強く根深い)に敗戦しながら、先進国としてここまで立ち上がった、ということで、尊敬の念も強い。
まあ、要するに、単に「悪いイメージが無いから好印象」という素朴な感覚でもあるのだが、ひとたびアメリカにくっついて軍事貢献することで(実体はどうあれ、そういう印象になってしまうのだ、結局のところ)、せっかくの好印象と「現地の親日感情」が反転してしまう。

「それがどうした」といわれればそれまでだが、下は個人対個人から、上は国家対国家まで、上っ面でない親近感や好感情はなかなか根付かないものだが、反感というものは簡単に生まれてなかなか消せない。

子供じみた理屈だが、だから、詰まらんことでせっかく長年現地に根付いていた「親日感情」をドブに捨てるようなことは、シンプルながら日本の将来にまでかかわる重大事ではないだろうか、と考える。

ジャーナリストの金子貴一氏は、サマワに同行して陸上自衛隊付きのアラビア語通訳を務めたのだが(こちら参照)、その時に「今まで絶対に日本人を敵と考えなかったアラブの人々の気持ちが変わったように感じた。日本人は特別だ、という彼らの感覚が、明らかに『アメリカに与するもの』となって、初めてそれゆえに『殺されるかも知れない』という怖さを感じた」と言っている。

重箱の隅をつつくような話はいくらでもできるが、肌身でアラブと付き合ってきた彼の感じた「怖さ」は、私もなんとなくイメージできる。

「おお、お前は日本人か!」と、どこに行っても無垢な笑顔を向けてもらえていたものが、
「ふうん、日本人ねえ・・・」という表情に変わるとしたら、これは悲しいことだ。

だから、上記記事には大きく頷けるものがあった。
そもそも「よいイメージ」は、サマワでかなり痛めつけられている。

ここでレバノン云々、などという話で、自らのイメージを泥沼化させる必要はない。
絶対にない。

私の拙い感想はさておき、レバノン情勢が気になる方は、是非この記事をご一読いただきたい。







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この記事へのコメント
引用とか転載はこれまでどおり大歓迎なので、おきになさらないで下さい。

それに、アリーマさんは身内ですから、100%フリーにお使いください。
ご懸念は皆無(!)ですよ。


赤面の行ったり来たり@エンリケでした。
Posted by エンリケ@赤面王子 at 2006年09月16日 22:19
エンリケの親分

ありがとうござんす。
しかし、なんで赤面されてらっしゃるんで・・・(そんなに恥ずかしい記事を書いちまったろうか?)
Posted by アリーマ@子分 at 2006年09月17日 00:00

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