2006年09月04日

今すぐ人気ブログランキング

サウジ留学生がメイドを虐待 「ニュースのお時間です」


サウジアラビアからアメリカに留学してきていた男性が、本国から連れてきていたインドネシア人のメイドを虐待していた、というニュース。

詳細は以下。
livedoor ニュース


サウジアラビア本国でも、こういう話は珍しくないと聞く。
先日は、エジプト人が同国人の少女をやはりアメリカで不法に働かせ、虐待していた話を取り上げたが、根にある部分は似ていると感じる。

なんでも「いわれのない『イスラームに対する攻撃』である」などと主張しているらしいが、なんでもそっちに結びつければよいというものではないよ、と、呆れる。

中東やアフリカで、日本人始め外国人へのホスピタリティーが高いのは一面事実だが「下層階級」「下層労働者」という、社会的に貧しい層への階級差別意識が強烈なのも、またひとつ事実ではあるのだ。
だから、この事件の真偽がどうあれ、こういうことは十分に起こりうる。

勿論、こういう種の言語道断な虐待や差別に結びつくケースばかりではなく、貧しい層への積極的な施し、という形でプラスに出ることが多いのだが、階級意識の強さはヨーロッパなどの比ではない。

関係ない話だけれど、そういえば、エジプト人が同業のガイドの陰口を叩くとき
「あいつは下層階級出身だから」という言葉が少なからず出てきていたのを思い出す。

人間皆平等、という原則の下に生きている日本人には、理解の及ばない複雑な意識構造は、確かにあるのだ。
そういう意味では、日本はいい国だなあと、たまにしみじみと思う。




今日もよろしく、ぽちっとワンクリック!

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/arimaburabura/50593364
この記事へのコメント
1983年というかなり古い話で恐縮ですが、当時約1年間サウジで働いていた時の記憶から申せば、まさしくサウジは「人種差別・偏見」の巣窟でありました。
四半世紀近く経ったとはいえ、その本質が変わったとは思えません。
サウジは当時(今でも多分・・)外国人労働者のほうが自国民の人口よりも多かったのですが欧米や周辺のアラブ諸国からの外国人と比べ、インド・パキスタンやインドネシア、更にタイ・フィリピンからの人々への「差別」は強烈なものがありました。

続く
Posted by min-min at 2006年09月04日 12:08

交通事故で一瞬(1時間程度)ではありますが警察の拘置所に入るという貴重な体験?をさせていただいたのですが、そこにいたほとんどのアジアからの労働者が異口同音に「いつかこの恨みをはらしてくれようぞ!」と叫んでおりましたね。

可及的速やかにサウジの石油が枯渇するか、画期的代替え燃料が発明されるかしてあのサウジの民が昔のようにラクダのケツを追う生活に戻らんことを私は切に願うひとりであります。
Posted by min-min at 2006年09月04日 12:09
>min-minさま

サウジで拘置所体験・・・! 貴重なエピソードをありがとうございます。
アラブ諸国自体、階級階層意識が本来強いところだと常々感じていましたが、サウジの場合、各国からの「出稼ぎ」が多いので、余計に「差別意識」が強烈かもしれませんね。
カイロ時代、サウジに出稼ぎに出ていたメイドがいましたが、やはりセクハラはひどかったそうです。カイロに「避暑」に現れて過ごして行くサウジの人たちのマナーや態度も、かなり鼻につくものがありました。現地のエジプト人はというと、毛嫌いしてはいるけれど「サウジ価格」がちゃっかり別にあって、サウジの人たちのほうも「大きな顔でボラせてやっている」という空気(あんまり美しくなかったです)。日本人がぼられやすい、というような話とは、まったく違う次元の話ですが、そういう光景をみるたびに、日本との文化の差を痛感したものでした。
Posted by アリーマ at 2006年09月06日 19:22
7年ほど前にリヤドに出張しました。バーレーン空港で比国人の銀行員と親しくなり、先達はあらまほしきものと、一緒にイミグレに並びました。その際、サウジ入国の際は必ずスーツ、ネクタイ姿である事、日本人はパスポートを
良く見えるようする事、と教えてもらいました。(日本人は準白人?クソー!)
確かに、我々の横にはネシア・比国・パキ人が疲れた顔で並んでおり、我々のFLTがついたせいか、離れた入国審査窓口に追い立てていました。係員も座っていないのに。
比国人の銀行員が言いました。「彼らは人種差別をしているのではない。人を家畜と思っているのだヨ」。


仕事をしているのは、比国・スーダンなどアフリカ人。メイドはインドネシア人が多いですが、乱暴された上土漠に埋められる人が多いと聞きます。
Posted by p at 2006年09月07日 13:48
車に乗ったサウジ人は本当に怖いと思いました。
滞在中は、ホテルから出て6車線道路を渡り、食事に行っていました。
当然、左右を見、安全を確認してから横断しますが、サウジの運転手は横断中の人間を見ると、アクセルを目一杯踏み込むのです。遠くにいた車が、気が付くとすぐ側に迫っているのです。
ひき殺しても金で解決できると思っているのでしょう。

10歳位の子供がハンドルを握っている現場も目撃しました。
Posted by PAGI at 2006年09月07日 13:58
PAGIさん、こんにちは。

やはり年月が相当経っても状況は変わらないようですね^^;

四半世紀前もうちらの会社のラインマン(架線電工)には「ちゃんと背広を着て来いよ」と連絡して空港で待っていましたら、何人かは三つ揃えのスーツを着て出てきたのを見て笑ってしまいました。ま、もともと彼らはオシャレでしたけど。でもサウジ側が「看てくれ」で判断するのは確かでした。
Posted by min-min at 2006年09月08日 08:51
続きです。

>車に乗ったサウジ人は本当に怖いと思いました。

これは何と申しましょうかある種「ラクダ・レース」をやっている感覚に近いのかも知れません。
地球上で「最も金を持ってはいけない連中」が神の見えざる手(気まぐれか・・・)によって「成り金」になってしまった悲喜劇の典型のような気がします。

Posted by min-min at 2006年09月08日 08:55
>PAGIさま、min-minさん

貴重な経験談をありがとうございます。
サウジの人全てがそうではないと思いますが、各地で見かける「彼ら」の行動は、実に「教養の無い成金」的なのは事実ですねぇ。

>サウジの運転手は横断中の人間を見ると、アクセルを目一杯踏み込むのです。

ある国の国民性や民度は、横断中の人間を見たとき、反射的にブレーキを踏むかアクセルを踏むかで、かなり見えると思っています。
エジプトは、10余年前は「ブレーキ」でしたが、5年ほどで「アクセル」になって行きました。日本はまだ「ブレーキ」なのが救いですが、最近たまに「アクセル」を見かけて、ちょっと暗い気分になります。
「遠くからアクセル」というのは、実に悲しい国民性ではありますね・・・。
Posted by アリーマ at 2006年09月08日 14:44

中東ぶらぶら回想記は、無料メルマガ『軍事情報』別冊でなんちゃって週刊連載中!
登録は今すぐ↓
Powerd by まぐまぐ