2006年07月16日

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鳩料理@カイロ『アラベスク』

レバノンがあのようなことになっている中、のんきに料理の話しなんかしていてよいのか、とは思うけれど、このあたりは『軍事情報本誌』にお任せしよう。

お料理の続き。
場所は引き続き、カイロのレストラン『アラベスク』。

さて、モロヘイヤはスープだったので、次はメインディッシュ。
鳩料理が出た。

鳩はアラビア語で「ハマーム」というのだけれど、面白いことに「風呂」とか「お手洗い」も「ハマーム」。
綴りも同じ。

何故なのか、あっちこっちできいて見たけれど、理由不明。
なにかの偶然だろうか?

鳩料理
しかし・・・嗚呼、哀れにもすでに分解済みの姿。
まあ、食べてる途中で思い出してくれただけよしとしよう・・・。

これは「ハマーム・マハシ」といって、中に詰めものをしてグリルした鳩料理。


マハシというのは、なにかに詰めたり包んだりする料理法だ。

キャベツに包めば「マハシ・コロンバ」、ぶどうの葉に包めば「マハシ・ワラク・エナブ」というわけ。
トルコ料理だと「ドルマ」とよばれるけれど、基本的に同じ料理。
おそらく元はトルコ料理だったのだろうな、と想像する。

引きわり小麦や米、松の実などを炊いて味付けをし、スパイスをいれたものを、
鳩のお腹に詰めて焼いた料理だ。

エジプトも含め、中東ではそんなに強烈にスパイスを入れないので、たまげてイスから落ちるほど特殊な味付けにはならない。
日本人には食べやすい反面、凝った強烈なエスニック料理を期待する向きには、少々退屈かもしれない。

鳩料理の場合、もっとシンプルに「マシュウィ」つまり「焼いただけ」のものもある。
観光客用の店では取り外されているが、ローカルな店では頭がついたまんま焼かれた鳩が一羽、丸ごと供される。
気の小さい人は、目をあわさないようにして食べるとよろしいようで(?)。

鳩自体が小さな鶏だから、案外食べるところは少ないが、独特の野趣のある風味がなかなか結構な一品だ。

しかし・・・鳥インフルエンザ警報をアレだけ飛ばしておいたはずなんだけれど・・・。

目下は余りお勧めしないが、この騒動が一段落したら、是非お試しいただきたいエジプト名物料理なのではある。






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「アート・オブ・フラ」増刷へ!
アリーマ山口さんが翻訳した本【軍事情報】at 2006年07月18日 21:59
この記事へのコメント
こんばんは!
中東の様子というか食文化などにも触れたブログって
面白いです。


是非ブロポタ!トラベルにスカウトさせてもらえませんか?
今、ブロポタ!トラベル(http://bulopota.cms.drecom.jp/blopota_travel)っていう企画やってます。
既に数名のブロガーの方々には参加して頂いているのですがブロポタ!トラベルのページのように、その国について書いているブロガーとして
私から紹介させて頂いております。
旅行雑誌には無い、生の声を反映させるポータルにしたいので
是非このブログを紹介させて頂けないでしょうか?

Posted by タツヤ@オープンビジネスソース at 2006年07月31日 00:36
タツヤさま

拙ブログにご関心をお持ちいただき、誠にありがとうございます。

ご紹介いただく分には一向に構いません。
記事などのリンクや紹介、引用などが出た場合は、TBを入れていただけましたら幸甚です。

よろしくお願い申し上げます。
Posted by アリーマ at 2006年07月31日 00:43
こんにちは、この頃アラビア語を勉強し始めた者です。まだアラブ圏には行ったことがないので、いつか旅するときの参考に時々読ませていただいております。鳩と風呂、私も気になって辞書で調べたことがありますが、ハマームは鳩で、ハンマーム(ミームにシャッダ)は風呂でした。気になりましたので書き込みました。ごめんください。これからも中東情報楽しみにしております。
Posted by amin at 2006年07月31日 11:05
aminさま

スミマセン、わたしもそのヘンはうろ覚えで失礼しました。
たぶんその通りだと思います。

綴り自体は同じですけれどね・・・。

ご指摘、ありがとうございました。
Posted by アリーマ at 2006年08月02日 16:34

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