『ジョークでわかるイスラム社会』早坂隆(著)
エジプトの話には触れていないが、実にバリエーション豊かな楽しいジョークが山盛り。それにとどまらず、イスラームの習慣や、生活、歴史など、話題は多肢にわたって、ちょっとした「中東イスラーム入門」にもなっている。
この一冊は、本当にお勧めだ。
イスラームや中東に関心があるなら、是非一冊お手元に、と思う。
『イラン・ジョーク集―笑いは世界をつなぐ』モクタリ・ダビッド(著)
著者は在日20年。イランは私自身あまりイメージのない国なので、拙稿ではほとんど触れていない(というか触れられない)が、この国のジョークもなかなか凝っている。
著者の在日歴が長いからなのかもしれないが、イラン人のメンタリティーというのは一種独特らしい。いわゆるアラブ圏とは、また違うフィーリングを感じるところが多々ある。
こちらもかなりキワドイ話が満載。
イランの人々が、非常に身近に感じられる一冊だ。