2006年02月19日

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どうでも良い近況と、一夫多妻に関するどうでも良い考察、など

生まれた時から秘蔵っ子だった、長男タケゾウ(猫♂去勢済み)が
旅に出てしまい、心の中に北風が吹くような日々。
しかも本当に寒いとくる。
北アフリカ生活が長い身には、梅雨と同様つらい季節。

さみ〜しさにぃ〜まけたぁ〜
そぉ、寒さにもまけたぁ〜

猫がいなくなっちゃったから、というだけでなく、
諸々あって年明けからなんとなく『平成枯れすすき』状態に陥っておりました。
いまさらですが、お詫び申し上げます。

なにを言っているか良くわからない、若い読者の皆さんは
『昭和枯れすすき』をまずネットで検索してください。

なに言ってんだこら、とおっしゃる皆様・・・ごめんなさい・・・。

『枯れすすき』というよりも『布団芋虫』状態の日々でした。
なぜか私が寝ていると、必ず大姐のヒメが添い寝をしており、
飼い主も猫も重量を増す中、まるでダブル芋虫の日々?をしばらく過ごしました。

一方で、最近お世話になり始めた獣医さんにアドバイスをいただき、
昔の交通事故で右目が半壊状態だったハナ(♀)が急に元気になってきました。

「目をお湯で温めたペーパータオルでホットパックしてから、
一日できるだけ何回も目薬二種類をさしてあげてください」

最初は要領がつかめなくて苦労したけれど、一ヶ月どうにかこうにかやったら、
なんと何時の間にか塞がっていた右目が開いた。
おや、まあ。

目が良くなるにつれて元気になること。
そう、確かにもともとは強気で元気な子だったのに、交通事故以来
引きこもり状態になって、はや五年。

最近は泣こうが騒ごうがうまく組み伏せて、ちゃっちゃと目薬さし…
と、こうするうちに、ワタクシのほうも元気をもらっていたようです。

最近は、残った二匹(ヒメ&ハナ♀)が私をはさんだ三角関係になって、
ちょっと辛いものが…この辺、タケゾウがいた時はそう感じなかったけれど。
一応、彼がバランスを取っていてくれたんだねえ・・・(遠い目)。

そう、ハナと姉妹のヒメは、私が目薬さしのためにハナをなだめていると、
ブンブン怒ります。
当初はヒメの目を盗んで、こっそり逢引目薬さしの私たちでしたが、
一室にこもってこそこそとしていると「ふたりでナニやってんのよう!!」と
外でギャンギャン騒ぐヒメ・・・。

「キミのことだって、愛しているんだ、ヒメちゃん!!」
と、必死でフォローするワタシ。

一方で、最初はおびえて逃げようとしていたのに、かつての滅法強気なキャラ
が復活したハナは「こっちくるんじゃないわよっ! シャァッ!」と怒る。

「いいかげんにせんかいっ!」

と、ワタクシ結局ぶち切れましたところ、この頃なんだか比較的平和に
目薬がさせるようになった次第。

だからなんなんだよ!!と、お怒りの向きは、再々ご容赦ください。

全然関係ないけど、イスラム教徒の男性が複数の妻をもつ場合、しかも同じ屋
根の下の場合、
男性は結構大変な思いをしているに違いないなあ、とつくづく思ったのです。
最後でかろうじて中東の話にきましたが、これは実感でもあります・・・。

なお、このような「複数夫人同居」というケース、都市部ではまれなことも一
応申しそえておきます。

そう、妻が四人でハーレム生活、なんてまだ思っている殿方、
猫二匹でこの状態である、というあたりを、じっくり検証してから憧れて下さい。

そういう意味では、最近話題になった某ハーレムおやじは、ある意味立派です。
しかし、あの騒がれように叩かれよう。
ホリエモン騒動でも思いますが、女のやきもちなど可愛いもの。
本当に怖いのは男の嫉妬とひがみだわねぇ・・・と痛感しました。


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この記事へのコメント
ハナちゃんの目が見えるようになったんですか!
それはそれはよかったですね。

タケゾウちゃんが早く見つかることを祈っています。

ちなみに、我が家のリン(メス3歳)も昨年夏より旅に出たまま戻ってきません。
Posted by リンいずこ at 2006年02月19日 10:17
リンいずこ様

そうですか、リンちゃんも旅に・・・うちはそういう事態も想定した上で猫を外に出しているのではありますが、でもやっぱり寂しいものですよね。
まあ、ひょっこり帰ってきてくれるのを待つばかりです。
ちゃっかりした猫なので、たぶん人の気も知らずにどこかのお宅でぬくぬく暮らしてるんじゃないかと思っているんですけど。別宅は明らかにあったようだし。
ハナちゃんはどんどん元気になってきて、本当に嬉しい限りです。
先日は闖入者の大きなオス猫にバリバリ張り手をかまして、逃げる後ろから毛を毟りまくっていましたし・・・交通事故以来4年、あんなに弱っていたのがうそのようで、それだけ辛かったのだろうなあと思います。しかし「セカンドオピニオン」というものの大切さを、今回つくづく感じました。人間も同じですよね。

リンちゃん、戻ってくると良いですね。
Posted by アリーマ at 2006年02月19日 16:53
アリーマさんの近況、実は気になってた私には「どうでもいい」内容ではありませんでしたよ。
タケゾウ君、どこに行っちゃったのかなー。「ふらっと」戻ってきて欲しいですよね。ヒメちゃん、ハナちゃんと奮闘しながら一夫多妻制について考えるアリーマさんはさすがです。うちの夫は多妻制について「やろうと思えば出来るけど、やりたくないからしない」と言います。「満足してるから」なのか「懲りたから」なのか? 私は素直に喜んでおりますが。
Posted by mona at 2006年02月20日 14:37
monaさん
ご心配をおかけしました。
猫のような頭脳構造の私には、過去のデータというものがまったく蓄積されないのですが、一月が過ぎて初めて「そういえばいつも一月は不調だな」と気づくのが年中行事として恒例。で、梅が咲くころになると復調するわけです。

>ヒメちゃん、ハナちゃんと奮闘しながら一夫多妻制について考えるアリーマさんはさすがです。
→友人は「そういうこと考えるか、普通?」とあきれています。
最近は「ほれほれ暴れるでない。おとなしくしておれば、すぐに終わることじゃ。そぉら良くなってきたじゃろう(目が)」とかいう、あぶねーヒヒ爺ごっこも入ってたりして。いや、一日5回もやってると、さすがに飽きるんで・・・。
私は「家事をやってくれる妻がいてもいい」とうっすら思うことがありますが、夫が「もういらん」といっています。どういう意味だろー?
Posted by アリーマ at 2006年02月20日 15:34

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