(街)は中華街とまったくかけ離れた所だから。
これは、どちらかというと、横浜コリアンストリート近辺の店。
でも、中華の話でございます。
横を通るたびに気になっていた。
私の大好きなモツ焼き屋さんや、韓国家庭料理の店などに向かう途中、いつも「あそこって、なんなんだろう・・・」と私の意味不明なヨダレ感を誘う店があったのだ。
羊肉串&東北料理
『延明』
横浜市中区長者町9−170
Tel.045-261-8946
入り口はとても怪しげで、「ちょっとなんとなく」は入れない感じ。
私は、少なくとも「初回は連れがいる」と思ったのだ。
だから、別の店で韓国鍋料理を食べまくったあと、
そっとオットの手を引いて「まあ、ビールでも・・・」と
間口が狭い割に奥行きのある店に連れ込んで
しまったのだった(あ〜れ〜〜〜!)
結論を言うと、トルコのチョプシシにホームシックを感じている人にはうってつけだ。
そうでなくても、羊肉が好きな人は結構楽しめるだろう。
驚いたことに、各テーブル炭火焼である。
前菜は無料で出てくる。
茹でたピーナッツがうまかった。
焼き鳥くらいに刻んだ羊肉が、鉄串に刺さって生で出る。
それを遠火の強火の炭火で焼いちゃうのである。
で、串一本100円から。
ものによって値段は違うが、100円、170円というところが基本。
正直言って、この値段だから羊肉が苦手な人には辛い店かも、としか言えないが、好きな人には炭焼きマジックで、結構おいしくいただけてしまう。
目の前の炭火でジュワジュワしている串焼肉・・・洗える服で行けばこんなに楽しいところはなくってよ。
ま、ともかく、おそらく日本で入手できる最低価格の羊肉を、実にうまくスパイスしている。
しかし、日本人が食べやすく・・・という気遣いはまったくない。
あと、私はダメだけれど、そういうものがお好きな方、ここは「蚕の幼虫」がありますです。
メニューに書いておいて、本当はない・・・というパターンが多いので「これは本当にあるの?」ときいたら「揚げるのも茹でるのもあるよ!おいしいよ!!」といわれた・・・。
焼き物も鳥牛などいろいろ。
あと、中生380円だった。
と、いうことで。