この怪しい東洋人は、ワタクシの私設特派員も兼務している。
友人らは「ご主人様」と呼びなさい、といつも言う。
で、かつての恩師に「うちの主人が・・・」といったら、
「貴女のような人でも『主人』という言葉を使うんですねえ、いや、一時期『夫』を『主人』と呼ばない人たちがいたでしょう」
と不思議がられた。
「だって先生、私の友達はみんな『アンタのような猛獣を立派に飼いならしてくれているんだから、ご主人様で間違いない』って言ってます」
身長183センチ、体重は自称95キロ(そんなはずはない)。
でも、子供の時から肉食が苦手だ。
「ご主人、ナニ食べてあんな体になったんですか?」
という問いには
「象だって、河馬だって、水牛だって、プロントザウルスだって草食じゃないですか・・・」と、過去13年間オノレに言い聞かせてきたことを、そっくり答えることにしている。
ちなみに背後にあるのはアブシンベル・大神殿です。