『中東ぶらぶら回想記』と銘打っておきながら、「中東ぶらぶら」でもなんでもない話が、ついつい出る。ちょこっと気になって、なんとなくどこかで中東にこじつけたりしていましたが・・・やめます。
基本は中東ですが、悲しいかな日本在住のワタシ。
ブログについては「読者サービス」ということで、中東と関係ないお話もしちゃいます!
いまさらですが。
で、中華街。
私は元々東京の荻窪やら三多摩やらで長く育ったので、横浜になじみはない。
なぜ横浜在住かといえば、カイロの職場から異動になったのが横浜だったからだ。
久しぶりに中華街に行って、すさまじい観光スポット化にたまげた。
まあ、20年も前から観光地ではあったけれど、まだなんだかちょっと怪しげな空気があった気がする。
大学生のころ、近所の友達が横浜の大学に通っていたから、よく連れて行ってもらったのだ。
ん?昔話はどうでもいいから、お勧めスポットを紹介せよ??
ハイハイ、ちょっと待ってくださいね。
中華街でおいしいものを食べるのは、実は案外難しい。
有名店には長蛇の列。待った挙句に「あ、そう・・・」程度の料理が相当乱雑にサーブされることもある。
それで済めばまだいいほうで「いったいどこをどうすればここまで不味い中華を料理できるものやら」
と、感嘆する(?)ことすらある。
文句を言う気にすらならない。
しかも、ここは一見様歓迎地域なので、結構あからさまに常連と観光客で内容に差が出る。
その上に、店の厨房スタッフが経営者側ともめて、ある日突然よそに移ることもある。
美味しかった店が突然「は??」というほど味が変わる。
挙句に厨房のスタッフが同じでも、小さな店では混んでいる時と暇な時であからさまに味が違う。
さて、お店のご紹介である。
実はネタ元の大半は、本人の努力もなくはないが、私が通っている中華街はずれの某整体院の情報だ。
このあたりの中華系社会の情報は結構緊密なようで「何であそこの店がいきなりまずくなったか」といったような話は、つぼ押しに絶叫しながらとはいえ結構きかせてもらえるのだ。
では、まず『粥』。
『謝甜記』
http://www.walkerplus.com/yokohama/gourmet/chinese/china062_c.html
どこが物珍しいのだと言われても、結局ここに戻ってきちゃうんだからしょうがないじゃないですか。
二号店も出たけど、なんかぱっとしない。
問題は長蛇の列だが、夕方五時ごろなど(特にウィークデイ)を狙えば、案外ゆっくりできる。
実は悲しいことに、粥以外の料理は未体験なのだけれど、かなり良いらしい。
なお「普通の時間帯」なら相席は当然の店なので、デートなどには向きません。
ここで楽しく二人粥をすすれるようになったら、愛は本物でしょう。
なお、私のお気に入りは『ピータンスタミナ粥』です。
たいてい一人で行って、スタミナをつけて家に帰り『ぶらぶら』の原稿を書きます・・・。
次回の中華街話は『小龍包』でも・・。
(つづく)