2005年09月12日

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柔道とエジプト

大統領選もどこへやら、カイロでは同時に『世界柔道2005』が開催中。
エジプトではLAオリンピックのラシュワン選手が有名だが、
主に上流の子弟を中心に、非常に人気のあるスポーツだ。

日本政府もかなり前向きに技術指導などの援助を行っていて、
「親日エジプト」の空気を高めてくれている。

試合を見ていると、いきなり電光掲示板の表示を間違えたり、
選手団がホテルのチェックイン時に二時間も待たされたり・・・
という具合に、エジプトならではのハプニングもいろいろ。


エジプトの柔道人気は思わぬところにも波及効果が。
各ホテルなどの「セキュリティー」は、柔道や空手の黒帯が結構いて、そういう意味
では「何か起きたら彼らがやっつけてくれる!」という安心感は強かった。

日本のホテルの場合は警察を呼ぶけれど、それまでの「自衛手段」は無いに等しい。

カイロなんて、私が一度変なサウジ人(ホテルのゲストではない)にホテル内でしつこくつきまとわれたとき、巨体のコワモテが二人ばかりすっ飛んできて、思いっきりホテルから放り出してくれたもんだけど・・・。
一人は元柔道のエジプト・ナショナルチーム出身。
もう一人は空手三段。

カイロのホテル、物理的には、日本のホテルより安心だ。
実際、どこの施設もオマワリなど当てにしない代わり、
警備のスタッフは上記のような「物理的即戦力」をどこでも自力で結構確保してるから、よほど凶暴なテロなどでない限り、警備レベルの安心感ははるかに上なのだ。
日本帰国時は、なんとも心細い思いをしたものだ・・・(ヘン?)。

空手も柔道同様人気がある。
こちらの普及にも日本人が大いに貢献している。

さて、世界柔道ですが、私があれこれ言うのもなんなので、関連記事を以下に。
どんな様子だったか、覗いてみてください。

特に最後にあげたharukoさんのブログには「チケット販売の実態」などという面白い記事あり。


スポーツナビ特派員が行く!
『世界柔道2005』現地レポート
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/sponavi_sekaijudo/

山下泰裕さんがラシュワンさんと柔道指導
http://www.nikkansports.com/ns/sports/f-sp-tp0-050830-0018.html

世界柔道選手権 
直前情報 カイロでの選手団の生活など。
http://www.judo.or.jp/24th_wc/chokuzen.html

試合結果、日程など
http://www.judo.or.jp/24th_wc/index.html

JICAの柔道指導シニアボランティア募集
http://www.jica.go.jp/activities/sv/application/job_info/country_list/c110/01.html

現地にいるharukoさんのコメント
http://blog.goo.ne.jp/haruko_sakaedani/cmt/c4db55ddcf91c7cc7a3bd8a6d1cafe1c

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