私の海外生活は、カイロ→ミュンヘン→イスタンブルの5年間が独身で、
その後結婚してカイロで5年。
帰国して横浜に単身赴任一年の後、家族帰国(夫と猫4匹)
・・・という、今思ってみれば割合と変化あるものだった。
そして、滞在の半ばで結婚した夫は基本的に草食である。
こういうと、ほっそりとガゼルのように優しげな
「眼鏡をかけた」「色白の」男性、というイメージになるらしい。
しかし「草食獣」には「大型」も「超大型」もある。
悪いけど、象もガゼルも等しく草食。
太古に歴史を遡れば、恐竜最大とされるプロントザウルスだって草食獣だ。
体の大きさにあわせ、たかが「草の類」といっても、
摂取量が上下する。
で、いきなり所帯じみた「夏のお台所」の話。
我が家は大量の野菜が必要で、夫婦二人なのに五人家族分くらいの
野菜が瞬間で消える。
配分は、ワタクシ1:残り4。
生野菜だけでは、到底足りない。
でも、この暑いさなかに大なべ一杯お湯を沸かして、
ぐらぐら野菜をゆでましょう・・・というのは、結構つらい。
で、結婚後日本で入手し、カイロ在住時代から愛用しているのが
『レンジでかんたん 茹でじょうず 』(アマゾンで買えます)
なのだ。
野菜を洗って水切りして、ふたしてレンジに放り込むと、野菜が茹っている。
鍋の火加減も要らなければ、湯気にあおられて大汗をかくこともない。
しかも、鍋で茹でるよりもビタミンの損失が少ないとやらで味も良い。
特にこの機種は、かなりの物量が一度に処理できるので助かる。
カイロの夏も、日本の夏も、
いや夏であろうとなかろうと、
これがなければやっていけない我が家である。
夫はもちろん、ガゼルというよりは・・・である。
眼鏡はかけてるけれど、しかしナゼ眼鏡?