2006年07月31日

『論座』7月号 朝日新聞社

皆様、申し訳ありません・・・と、とりあえずお詫びから。

諸般の事情で『中東ぶらぶら』が、連載、ブログともに中断しております。
事情は・・・本当に「諸般」としかいえないものです・・・(一種の夏バテ?)

しかし、復活する気持ちではおりますので、どうぞお許しを・・・。

最近はすっかり横浜界隈のディープな飲食関係に首まで漬かっておりまして、これはこれで「生の街の匂い」が面白く、ついついそちらにエネルギーが傾きがち、というのが正直なところでしょうか?
7年以上住んで、やっとのことで横浜の面白さがわかってきたような気がします。

考えて見れば、カイロの時もそうだったように思います。

しかし、ナニがどこでつながるものやらわからないもので、中東関係で案外面白い話の載っているものを見せてもらったので、ご報告です。

場所は、横浜は野毛の、某飲み屋さん。

なんとこの『論座』7月号は、

メインテーマ: 『私と愛国心』(石破茂氏もコメントを寄せておられます)
サブテーマ:  『駐日大使にきく中東情勢』(イラク・エジプト・トルコ・イスラエル・パレスチナの各国駐日大使のコメント→基本的に「フツー」ですが、時に「ほぉ」ということも書いてあります)

と、硬派な関心を呼ぶものではありました。

でも、じゃあなんでこのような雑誌が「ワタシが普段出入りするようなしょうもない飲み屋」に置いてあったか、といえば、このような立派な記事の隙間に何故か

『横浜・野毛の祭りは終わらない 大道芸の20年』(by 平岡正明氏・・・)

という記事がこっそり挟まっていたからなのでした。

「ほれ」と飲みながら渡されて、上記記事を読み、「へぇ〜」といいつつ表紙をみて、思わず笑ってしまった不謹慎をお許しくださいまし。

ワタクシにとっては、一粒で三度美味しい、ということで、バックナンバーを取り寄せました。

こういうことがあると、私はまだまだ「中東とアラブ」に関わっていくべきなのだな、と思ってしまいます、インシャアッラー。

中東の話は、まだ書いていきたいと思っています。
たまにこちらのブログも、どうぞ覗いてやってくださいまし。

『横浜ほにゃらら日記』は、本人思いがけぬことに「横浜特選ブログ」にまでなってしまいました。
あれあれ、おやまあ、と言っているうちに、最初はどうも馴染めなかったハマの空気が体中に染み込んでいるような気がします。

連載については、とりあえずエジプトを中心に一通り「一般的な状況」はお伝えできたか、と感じてはおりますが、私の感じていない部分で「あれは?!」「これは?!」ということがあれば、いつでもお気軽にコメントを入れてくださいまし。

メールマガジンのほうも、また新たに視点を変えたオハナシを、と思っておりますし、相変わらずの「ぶらぶら話」もまわってきましょうが、ご笑覧いただけましたら幸いです。

以上、恐縮ながら「言いワケ」でございました。
決して「休止宣言」やら「終了宣言」ではありません。

まだまだ、私のできることはありそうに思えますので。

改めまして、今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます。


  

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2006年07月28日

常見藤代さんの写真展「Becoming the Legend〜砂漠の荒野に生きる」

写真家の常見藤代さんが、個展を開かれます。

エジプトの東方砂漠でひとりで遊牧する一人の現地の女性を、常見さんが3年間撮ってきた写真の集大成です。
ラクダ7頭とともに、女性ひとり、広大な砂漠を自由に移動して生きるエネルギーや行動力に惹かれ、常見さんが撮りためてきた写真が展示されます。

常見さんによると、97年以来雨が降らないために遊牧が困難になり、ほとんどの遊牧民が定住地で観光客相手の仕事をして暮らすようになり、今でも遊牧生活を続けているのは数家族だけ。
あと数十年もすれば砂漠に遊牧民はいなくなってしまうだろうと言われているそうです。

貴重な写真が見られることと、私自身大変楽しみにしております。

ピラミッドなどの古代遺跡やイスラーム文化といったエジプトと、また違う世界が広がることでしょう。
皆様、よろしければ是非お運びください。

詳細は以下の通りです。


常見藤代写真展
「Becoming the Legend」
(砂漠の荒野に生きる)  

◆日時:2006年8月2日(水)〜8月11日(金) 
    10:30~19:00(最終日15:00まで)

◆会場:コニカミノルタプラザ・ギャラリーC(新宿駅)
    TEL:03-3225-5001

「Becoming the Legend〜砂漠の荒野に生きる」
2006年8月2日(水)〜11日(金)
 10:30~19:00(最終日15:00まで)
コニカミノルタプラザ・ギャラリーC(新宿駅)。
(TEL:03-3225-5001)

  
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2006年07月16日

鳩料理@カイロ『アラベスク』

レバノンがあのようなことになっている中、のんきに料理の話しなんかしていてよいのか、とは思うけれど、このあたりは『軍事情報本誌』にお任せしよう。

お料理の続き。
場所は引き続き、カイロのレストラン『アラベスク』。

さて、モロヘイヤはスープだったので、次はメインディッシュ。
鳩料理が出た。

鳩はアラビア語で「ハマーム」というのだけれど、面白いことに「風呂」とか「お手洗い」も「ハマーム」。
綴りも同じ。

何故なのか、あっちこっちできいて見たけれど、理由不明。
なにかの偶然だろうか?

鳩料理
しかし・・・嗚呼、哀れにもすでに分解済みの姿。
まあ、食べてる途中で思い出してくれただけよしとしよう・・・。

これは「ハマーム・マハシ」といって、中に詰めものをしてグリルした鳩料理。


マハシというのは、なにかに詰めたり包んだりする料理法だ。

キャベツに包めば「マハシ・コロンバ」、ぶどうの葉に包めば「マハシ・ワラク・エナブ」というわけ。
トルコ料理だと「ドルマ」とよばれるけれど、基本的に同じ料理。
おそらく元はトルコ料理だったのだろうな、と想像する。

引きわり小麦や米、松の実などを炊いて味付けをし、スパイスをいれたものを、
鳩のお腹に詰めて焼いた料理だ。

エジプトも含め、中東ではそんなに強烈にスパイスを入れないので、たまげてイスから落ちるほど特殊な味付けにはならない。
日本人には食べやすい反面、凝った強烈なエスニック料理を期待する向きには、少々退屈かもしれない。

鳩料理の場合、もっとシンプルに「マシュウィ」つまり「焼いただけ」のものもある。
観光客用の店では取り外されているが、ローカルな店では頭がついたまんま焼かれた鳩が一羽、丸ごと供される。
気の小さい人は、目をあわさないようにして食べるとよろしいようで(?)。

鳩自体が小さな鶏だから、案外食べるところは少ないが、独特の野趣のある風味がなかなか結構な一品だ。

しかし・・・鳥インフルエンザ警報をアレだけ飛ばしておいたはずなんだけれど・・・。

目下は余りお勧めしないが、この騒動が一段落したら、是非お試しいただきたいエジプト名物料理なのではある。



  
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2006年07月12日

モロヘイヤ・スープをカイロ『アラベスク』で

レストラン『アラベスク』再び。
まずは「モロヘイヤ・スープ」です。

最近は日本でも、普通に出回っています。
カイロにちょっと遅れて、そろそろシーズンですね。

過去の記事にも書いたけれど、モロヘイヤ・スープと言いながら、本来これは「ソース」の扱いで、ウサギのグリルやチキンのグリルにかけていただくのが一般的ですが、このようにスープにすることもあります。

モロヘイヤスープ4
刻むと粘り気のでるモロヘイヤなので、このように粘り気のあるスープです。
欧米人にはいまひとつ人気がないらしいのですが、日本食に「粘りもの(?)」が多いせいか、日本人の口にはあいます。

私も大好き!


モロヘイヤスープ
本当は先にグリルしたチキンなどがはいってますが、今回はスープです。






モロヘイヤスープ2
次にご飯を投入。
ご飯は油やバターを入れて炊いたものです。





モロヘイヤスープ3
ご飯が入りました!(あ〜、おいしそう・・・)







モロヘイヤスープ トマトソース
トマトソースをかけます。






モロヘイヤスープ トマトソース2
色どりが綺麗です。
家庭料理だと、もっとごっちゃな感じですが、これはかなり上品ですね。






モロヘイヤスープ タマネギ
次にタマネギ投入。






モロヘイヤスープ タマネギ2
一般的には、揚げたタマネギをいれるのですが、ここでは生のものの様子。






これで「いただきまーす!」となります。
ここのレストランは、外国人が多いのでこんな風に上品なものになりますが、
レシピは家庭により場所により千差万別。

共通しているのは
「うちの母さんの(又は奥さんの)が一番うまい!」
と、皆さん口をそろえることでしょうか?

家庭によばれると、われら夫婦のために大鍋一杯作っておいてくれて、
「それ食え、ほらほらもっと食え、ぜんぜん食べてないじゃないか〜!」
と、まさに「わんこモロヘイヤ」状態になります。

家庭料理なので、なかなかレストランではお目にかかれませんが、ここ『アラベスク』ではほぼ常時出しています。
いかにもローカルな迫力はありませんが、これはこれで上品で美味しいのです。

モロヘイヤは初夏から夏が旬の野菜なので、やはりこの時期が美味しいのですけれど、ここのレストランではほぼ常時出ています。
冬は冷凍ものを使っているようです。
ただし、オフ・シーズンに「どうしてもモロヘイヤ!」という場合は要確認。

さて、食事は続きます。
つづくは鳩料理。

お楽しみに・・・。

(つづく)

PS:
尚、以前後紹介した「アリーマ・レシピ」は以下の通り。
ご参考までに。

http://arima.livedoor.biz/archives/50121436.html



  
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2006年07月11日

イエメンのサレハ大統領のプロファイル「ニュースのお時間です」

中東アラブ諸国の場合、軍の支持を背景に政治量を維持する権力者が多い。
王政で無くても、実質的に独裁軍事政権で、実質は変わらない。

イエメンのサレハ大統領も、軍と部族を支持基盤に長期政権を維持して、
既に28年になる。
息子の一人が後継と目されているところなど、リビアやエジプト、シリアなどの国々と似ている。

以下、特にニュースというのではないが、サレハ大統領のプロファイルがうまくまとまっている記事を見つけたのでご紹介。
livedoor ニュース


以上、ご参考までに。  
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薔薇の季節

赤い薔薇あれ、と思えば、薔薇が一休みの時期になってきた。
夏が来る。

五月に一度UPしたきりになっていたが、今年はなんだかどこの薔薇もいまひとつ元気が無くて、絵にならない。気のせいだろうか?

写真は今は引っ越してしまった、旧自宅の玄関先。
四年も前の五月・・・スミマセン。

でも、やはり薔薇といえば「紅」と思う。
語源も実はまったくその通りで、ケルト語の「rhodd(赤色)」だそうだ。


 薔薇ノ花。
 ナニゴトノ不思議ナケレド。

 照リ極マレバ木ヨリコボルル。
 光リコボルル。
 
 白秋  
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2006年07月10日

エジプトのビール 懐かしのステラ・ローカル

過去の連載で、呆れたことに延々二回もステラ・ローカルことエジプトの国産ビールの話を書いていた。

時期もいまくらい。

要するに、ビールの美味しい季節になりました、ということだ。

過去の記事などは以下参照。
http://arima.livedoor.biz/archives/28337244.html
http://arima.livedoor.biz/archives/28607446.html

上記にも書いたが、エジプトの企業民営化が進み、この10年ほどで一気に色々なことが変わっていった。
その中でも、私が勝手に特筆したいのは(?!)、ステラ・ローカルことエジプト国産ビールの状況だ。

現在ハイネケンのグループ参加にはいり、種類も山ほど増えたという。



ステラ・ローカルでも、私がカイロあたりをうろうろしていたころに「命の水」となって苦楽をともにしたのは、酸っぱくて不味くて、ロシアンルーレット以上の死亡率・・・じゃなくて酸化率(飲めない。泡が立たない)の高い「ステラ・ローカル」だった。





ステラ・ローカル ロゴ入りグラスも!私がカイロを去った後、ラベルまで一新してしまった。
昔のトモダチが、出世して口もきけないヒトになってしまったような寂寞感を・・・ちっとも感じないけど、フン、なんだい!という気分にはなる。
コナマイキにも、ロゴ入りグラスまであるらしい(これ、欲しいなあ・・・)。

写真は再び、私設特派員@オット撮影。


アラベスクのメニュー表紙『アラベスク』という、高級エジプト料理店に出かけた時に撮って来てくれた(撮るなら、メニューの表紙よりも入り口がよかったんですけど・・・)。

エジプト料理の専門店にして高級店で、しかもお酒も出すところというのは案外とないもので、昔々から日本企業関係などの接待はここだ。
でも、そう馬鹿にしたものではなくて、いわゆる現地式よりはかなりさっぱりしているが、店の雰囲気も併せて決して悪くはない。

カイロのダウンタウンにある。

カスル・エル・ニール通りここはカスル・エル・ニール通りという、町の中心「タハリール広場」から伸びている大通りだ。
レストランはこの道にある。

道路わきに並んでいるのは「路上駐車」の車。
過去を知っている私にとっては、余りに整然として薄気味悪いくらいだが、両脇にきっちりと「路駐」なのではある。

昔はこれが二重駐車、三重駐車だったものだし、車が実に綺麗で高級になった。
富めるものがより豊かになってはいるようだ。

なにしろ、車が陽を浴びて光ってるからね・・・昔は、煤けて汚れて光りませんでした。
見ての通り、街路自体は古い。

昔の風景は、むしろ最近のカルツームに近い。
こちらの写真は改めて・・・。

カイロのダウンタウン2埃と人ごみと喧騒のない朝まだきなど、このあたりを歩いていると、石造りのヨーロッパ風の建物がオリエントの色をかけて、不思議な空気を醸し出している。

意外と洒落た街路ではあるのだ。
本来は・・・。

と、いうわけで『アラベスク』でのお食事風景へ続くのである・・・お楽しみに。

(つづく)

  
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2006年07月09日

ムバラク大統領の「ノクタ」

某オトモダチにお願いして、以下の「ノクタ」をいただきました。
まあ「小噺」みたいな意味合いですが、エジプト人は寄ればさわればこればかり。

御提供いただいた、ヤー、マイフレンドー!
ありがとうね。

以下、ノクタ。

其の一

ムバラク大統領が飛行機の機内で100ポンド札を拾った。

「良い事を思いついたぞ! これを窓から落とせば、拾った者が幸せになれるな」
「さすがは大統領様。常に国民の幸せをお考えでいらっしゃいますね。僭越ながら大臣にも提案がございます。」
「なんだ、言ってみろ。」
「これを1ポンド札100枚に両替してからにされますと、100人が幸せになれます」
「ふーむ。名案だ。早速両替だ」

機内で1ポンド札を集める大統領。ところがどうしても集まらない。
そこでコックピットへ行き「1ポンド札を持ってないかね?」と聞いてみた。

「大統領様、どうして1ポンド札が必要で?」
「名案を思いついたんだよ。かくかくしかじか・・・」
「なるほど。さすがは大統領様。僭越ながら機長にも提案がございます。」
「なんだ、言ってみろ。」
「窓から大統領様自身が落っこちれば、7000万人のエジプト国民全員が幸せになれます」

まだあるのだ。

其のニ

ムバラク大統領は夜の散歩が大好き。
闇にまぎれて一人で束の間の自由を楽しんでいた。
ところが、ある日大きな穴に落っこちた。
「おいっ、なんでこんな所に穴なんかあいてるんだ。危ないじゃないか!
責任者は死刑だな。ぶつぶつ・・・。」

そこへ誰かが通りかかった。
「おーい! 助けてくれ!」
「あんた誰だい?」
「誰だっていいだろ。さっさと助けろ!」
「いやだね。名乗らなきゃ助けてなんかやらない。」
「・・・」
「なんだい? 聞こえないよ。」
「ホスニ・ムバラクじゃ」
「大きな声で言ってくれぇ!」
「ホスニ・ムバラクじゃ! 大統領じゃ!」

ほんまかいな?
言うに事欠いて・・・面白い奴め・・・と思って助け出したら、本当に大統領が出てきた。

「あーあ、助かった。ありがとう。ところで私を助けたことは内緒にしてくれ。メデイアに笑われちゃかなわん。」
「大統領も私に助けられたことは内緒にしてくださいまし。エジプト中から袋たたきにされちゃかなわない・・・」


笑いの中に、国民の真情が垣間見える。
とりあえずエジプト人は、どんな状況でも笑っているから、これだけは立派だと思う。

ただ、これからエジプトに向かう方は、このノクタを公開する場所を考えたほうがいいかも・・・。
  
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2006年07月06日

最近のベリーダンス カイロにて(びっくらこきました!)

ベリーダンスのみられる場所は、あちこちいろんな種類のものがありますが、一般的には観光用のナイルディナークルーズ、ということになります。
"Nile Maxim"という船が、企業の接待などには好評です。

ちなみに、民族舞踊や歌謡ショーなども入る、極めて健全なものです。

で、オットが写真を撮ってきてくれて、ぶったまげました。
いやはや「最近の映像」が語るものは多いです。

ベリーダンス1
以前は「踊るボンレスハム」みたいなオバサンが出てきてがっくり、なんていうこともありましたが、踊りのほうはともかく、まあ綺麗なヒトが踊るようになったものです。




ベリーダンス2
どうもエジプト人ダンサーではなさそうなイメージ。
何より、な、なんとナイスバディーでございましょう。
しかも、本来は揺れるお腹がセクシーなベリーダンスですが、このお姐さんの腹筋は割れています!!(ワタシが興奮してどうする・・・)。




ベリーダンス3それよりナニよりたまげたのは・・・露出度!!
以前は、お腹の部分は透けてもレースをつけ、胸周りの素肌がこのように露出するなどとんでもない話でした。
最近はその上、こんなそばに来て微笑んでくれちゃうんですね。
テーブルにいる男性諸氏(オット含む)の、鼻の下の長さが見えるようです。


かつては、ディーナというエジプトでもトップクラスの有名なダンサーが「それで逮捕するのなら、やってごらん!」と、敢えて素肌を出して踊った(もちろん露出度は写真程度ですが)、という話が伝説になっていたくらいです。

なるほど、こういうところにも、ひとつ世相が見えてきます。
いつからこうなったのかわかりませんし、どこでもそうなのかどうかも不明ですが、ひとつ頑強に守られていたタブーが消えた、という、この一事はオドロキです。

いやもう、見たときは「ひゃ〜、これって、素肌だったのっ?!」と、思わず驚きの声を上げる私に、やけに嬉しそうに「うん!」と答えたオットではありました。

バカタレ!
  
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2006年07月04日

奴隷にされる子供たち「ニュースのお時間です」

『奴隷にされた少女 メンデ』という本がある。
メンデ―奴隷にされた少女

スーダン中部に生まれたメンデという少女が、12歳で村を襲撃され、拉致され、暴行を受け、そして首都カルツームの金持ちの家に売られて「イエビト(名前をつける価値もない娘)」と呼ばれ、家に半監禁状態でした働きを強いられる、という、読んでいるだけで、怒りの余り握った拳が震えてくるような話だ。

その後、その家族の親戚がロンドンでした働きが必要である、とロンドンに移され、同じような生活を強いられる。

これはスーダンの話だが、エジプト人でも同じケースがあることが報道された。
幼い少女がエジプト人の家族から引き離され、アメリカでエジプト人の金持ちで奴隷労働を強いられていた、というニュースだ。

詳細は以下を。
livedoor ニュース


開発途上国には良くある、といってしまうと実も蓋もないが、同国人同士での差別問題というものは、国内で完結するだけに外になかなか漏れてこない。
「階級意識」というものが幸いにほとんど存在しない日本では、なかなか理解しがたい現象かもしれないが、実は同国人同士の階級差別意識は、エジプトやスーダンに限らずかなり根深く存在する闇である。

「カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の中東問題専門家は、西側の考えでは、子どもをメードとして奴隷扱いにすることは、とうてい許容されないと指摘」とか、ヌルいことが書かれているが、西だろうが東だろうが、こんなことが許されていいはずがない。

人権保護団体など、もちろん動いている組織はあるが、なかなか表に出てきにくい問題だ。これをきっかけに「闇」がもっと追求されることを、心から願う。
  
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2006年07月03日

エジプトの「言論の自由」〜「ニュースのお時間です」

ここ数年のエジプトの様子を遠くから眺めていて、ムバラク大統領もずいぶん、国民の言論に柔らかくなったものだなあ、と隔世の感を覚えていた。

私がはじめてエジプトに行ったころ(1980年代末)は、渡航前に
「たとえ日本語でも、エジプト政府批判などを外でしてはいけない」
「電話で政府批判じみたことを言うのも、やめたほうがいい」
などなどと言い聞かされて旅立ったのを覚えている。

だから「言論の自由」などという概念自体がなかったし、私の電話にも始終盗聴音が入っていた。
突然しゃべっている相手の声が遠くなって「ザーー」という雑音が入るので、
すぐわかるのだ。

これは、カイロの某警察署の署長から教えてもらったことだ。
「そうなったら、しゃべることは気をつけておけよ」と。

ちなみに、このオジサンは面白い人で、どこぞかの飲み会で知り合ったんだけど、ハッシシやって、酒飲んで、パトカーに飲みにきてたヤツまとめて乗せてディスコ連れてってくれたりしたものだ。

たまに誘いが来ると飲みに行ってたが、色事方面に話が行きかけると全部ハナシがあさって方面に飛ばされて宙に浮くので「誘うだけムダ」と思うようになったらしくて、いつの間にか電話がかかってこなくなった。

そんな話はともかくとして・・・。

最近はエジプト人もかなり堂々と政府批判などするようになった。
夫に色々聞いてきてもらった話やら、単なる英語のタウン誌だった
"Egypy Today"などという雑誌が、かなり政治批判的な記事を乗せるようになっていることやらを遠くから見るにつけ、ドン・ムバラクも年をとって、少しは軟化したのかねえ、などと思っていたが、やはり根本的なところは変わらないらしい。

要するに、対外的なポーズであり、国民の不満の軽いガス抜き程度の変化で、
本質的にはやはり言論統制の厳しい国なのだ。

反ムバラク的な記事をかいたかどで、逮捕拘留されていたエジプト人記者に
有罪判決。

詳細は以下を参照。
livedoor ニュース


そういえば、国家治安維持法の廃止も先延ばしだ。

のんびりのんきに見えて、案外辛いところもある国なのではある。  
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2006年07月02日

アジア経済研究所の夏期公開講座

アジア経済研究所の、夏恒例の公開講座がまた行われます。
世界各地の開発途上国に関するセミナーです。

設定は10コースですが、そのうち一日が「中東」、一日が「アフリカ」です。
関心のある方は是非どうぞ。


7月 27日(木)コース4 中東・アラブ世界―政治的混沌はどこまで拡大するか?

イラク戦争勃発から3年。同国を「内戦」へと至らしめた国際社会の干渉、とりわけ米国主導の「対テロ戦争」と「民主化」は、周辺アラブ諸国にも大きな変化と混乱をもたらしている。本講座では、こうした情勢を念頭においたうえで、エジプト、イスラエル、パレスチナ、シリア、レバノンに焦点をあて、これらの国・地域がいかなる政治的変化を経験してきたのか、そしてこうした変化は今後のアラブ情勢、中東情勢にいかなるインパクトを及ぼすのかを探る。

10:30-12:00
シリア・レバノン―「民主化」圧力がもたらした「非民主主義」と政治的混乱―
青山弘之  地域研究センター中東研究グループ研究員

13:00-14:30
エジプト―「民主化」とイスラーム運動―
横田貴之  財団法人日本国際問題研究所研究員

14:45-16:15
パレスチナ・イスラエル-新たな政治的枠組みの出現と再定義を迫られる「和平」
臼杵陽  日本女子大学教授



8月1日(火) コース7  アフリカ開発の課題:貧困、環境、紛争
アフリカの開発問題は、今日の国際社会が取り組むべき重要なテーマの一つである。しかし多くの要因が複雑に絡み合って現出するアフリカの開発問題の根は深く、その解決には多角的な現状理解に基づいた長期的な取り組みが必要となっている。本コースでは、貧困、環境、紛争という、現代アフリカが抱える3つの重要課題をとりあげ、具体例に基づきながらその要因や実態を説明すると共に、アフリカ開発に向けた含意と展望を考察する。

10:30-12:00
武力紛争の要因と平和構築の課題
武内進一  地域研究センターアフリカ研究グループ主任研究員

13:00-14:30
農村貧困問題 −マラウイにおける村落実態調査の結果から−
高根務  地域研究センターアフリカ研究グループ副主任研究員

14:45-16:15
国際環境レジームとアフリカ諸国 ―砂漠化対処を中心に―
望月克哉  新領域研究センター主任研究員


その他のコースも、関心ある方には非常に興味深い話題が満載です。
上記以外のコース、参加方法などは、以下をご参照ください。

http://www.ide.go.jp/Japanese/Lecture/Seminar/summer_2006.html#c7


私は個人的に、特に27日のシリア・レバノンとエジプト関連は是非参加したいと思います・・・湿気でふやけた上に暑さで溶けてアメーバ状になっていなければ・・・。

ご参考までに。
  
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ところで・・・

最近毎回悩むのは「今回は第何話だったっけ?」というところ。
もう記事を書く以前に、そのへんの数字の検証に時間がかかります。

先日の「レバノン料理の会」の顛末などはブログにもあげましたが、
私の強烈な弱点は「数」「機械」そして「道」なのです(そう、会の顛末に
書き忘れましたが、この日も私は通いつけたはずの『アル・アイン』に行くのに
道に迷っておったのでした。ちなみに、場所がわかりにくいわけでもないのに
ストレートに行き着けたことは一度もありません)。

先日、幸いにもご好評をいただきましたが(アル・ハムドリッラー)、
何しろ二桁以上の数が数えられないので、25名の出席人数を割り出すのに
相当苦労したくらいです。

それはさておき、またもや「今回は何回目だったっけ?」をやっていたら、
なんと「第60回」でありました。

数字のキリのいいごとに感慨にふけるのも、おかしなことではありますが、
「そうか、5ダースか」としみじみ思いました(?)。

最近は記事の遅れ、突然の休載など、実にいい加減な発行状況になってきては
おりますが、出来る限り、細く長く続けて行きたいと思います。

これもすべて「楽しみに読んでいます」「是非継続してください」と、
励まして下さる読者の皆様と、このいい加減なペースを許してくださる
『軍事情報』の皆様のお支えあってのものです。

皆様の御厚情を改めて肝に銘じ、内容は『ぶらぶら』であろうと、
せめて背筋を伸ばし、がんばって書いて行こうと改めて思う今日この頃です。  
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2006年07月01日

カイロの夏の過ごし方 【第60話】後編

前編に続く)

●夏の楽しみ

夏の間、日中カイロの街を歩いている人間はぐっと減る。
なにかトチ狂って徒歩で外出した、どこぞのホテルの日本人営業マンが
「うわ〜、しまったぁ〜〜〜」などとスーツを着こんで肩で息をしている
などという、かなりイレギュラーな光景もときになくはないが、
これは本人の学習能力が猫並み以下だからであって、
たいていは室内か日陰でじっとしている。

そして、陽が落ちるとともに、人々は活動的になる。

どこでなにをするか、というと、特になにをするわけでもなく、
なんとなく外を家族でそぞろ歩いて、どこからか現れる露天の物売りを
冷やかしたり、もう少し高級志向だとエアコンの効いたショッピング・
モールにでかけてみたり・・・と、実に楽しげに町をお散歩する。

ハンハリーリー市場など、観光地ではあるが地元のカイロっ子たちにも
楽しいところで、こちらも賑わう。

そんな中、全身黒ずくめの女性の集団も通る。
サウジ方面からの避暑客だ。

公園などでは、いつの間にかお弁当を持参した家族が、涼みながら晩御飯
などという光景もある。

それぞれ、家族で楽しくはしゃぎながら過ごすので、夜は結構騒々しくなる
夏のカイロの風景だ。


●そして、日本で・・・

さて、そして東京や横浜あたりでは、夜になっても相変わらず蒸し暑く、
湿度が上がれば、体がアタマが湿気を吸ってぶよぶよしてくるような
気分になる。

これは中国人の漢方の先生に言われたのだが、私など十余年もそういう
地域で過ごしたので、特にとりわけ「体が湿気を吸いやすい体質」に
成り果てているのだそうだ。

実際、中東圏で長く過ごした駐在員が帰国して、変な咳が止まらなくなり
どこの医者にいっても、さっぱり原因不明だったのが、また中東に出たら
全快した、などという話も聞いたことがある。
だから、私だけではないらしい。

季節がピークに来ると、湿気たせんべいが、水でブヨンとした物体に
変わっていくような状態で、ヘマなことばかりしでかす。

嗚呼、悲しきことかな、私は体質はエジプト化したままだ。
何年かすればなれるかと思ったが、一向に改善しないところを見ると、
適当なところで日本を脱出するまでは、とりあえず我慢するよりほか、
手の打ちようはなさそうである。

だから、せっせとベッドと布団に夏モードで乾燥機をかけ、迫り寄って
身体をぺったりとくっつける猫たちを、いじけない程度にあしらい、
ひたすらにひたすらに、夏の終わりを待つ次第である。

このシーズンほどカイロが恋しくなることはない。

(6月22日配信)

  
Posted by arimaburabura at 20:02Comments(2)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ