2006年06月30日

紫陽花 陽光の下で

紫陽花 光の下なんだか蒸し暑いが、今年は梅雨の晴れ間が多い。
紫陽花の色も、なんだか薄らぎ始めたような気がする。

紫陽花というと雨が似合う花だけれど、こんな色合いだと意外に陽光に映える。

紫陽花や帷子時の薄浅黄  芭蕉  

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カイロの夏の過ごし方 【第60話】前編

◆ 第60話 カイロの夏の過ごし方


●カイロの夏は40度を超える、が・・・!

去年もちょっと「カイロの夏」のお話は出した。
http://arima.livedoor.biz/archives/29066522.html

そう、今頃のカイロときたら、30度など軽く飛ばして、みるみるうちに日中は
40度をこえる。
こうなると「暑い」というよりも「熱い」。

これを聞いただけで「夏のエジプトなど金輪際行くものか!」と反射的に思う
ことだろうが、私の個人的な感覚で「夏のカイロと東京、どちらか選べ!」
と言われたら、迷わず「カイロ!!」である。

たまたま触れてきたことではあるが、エジプトというのは湿気がないので、
40度であれば感覚は東京の30度くらい。
暑いことは暑いが、日陰か室内にさえいればよいことで、しかも陽が落ちれば
涼しい風が吹く。

また、カイロでは公式に40度は滅多と越えない。
実は、40度を越えたら「勤労者は家に帰ってよい」という規定があるとやらで、
政府の公式発表はたいてい39度止まりだ。
うそつけ!と言いたくなる日は結構あるが、まあそういうことになっている。

確かに40度を越えた中で外にいるのは辛い。
しかし、35度くらいなら快適なものだ。

だから、早朝や日没は意外に過ごしやすい。
そう思うのは私だけではないようで、カイロ日本人会がアンケートをとったら
「東京よりもカイロが過ごしやすい」と答えた人が圧倒的に多かった。

ツアーも夏場は、どうしても日中炎天下の行動はある程度避けられないものの、
出来るだけ早朝に観光を持ってくれば、案外耐えられる。

しかも、完全なオフシーズンだから、冬場は大混雑の各有名史跡などは
空いていてゆっくり見学できる。
ちゃんとしたホテルはプール装備なので、朝観光したあとは、のんびりと
プールサイドで寛ぐ、などということも可能。
案外ツアーシーズンとしても捨てたものではない、と私は思っている。


●カイロで「避暑」をする人々

でもだからといって、中東がどこもそのように快適だ、というわけではない。
それを証拠に、夏場になると、サウジアラビアやクウェートなど湾岸方面から、
一斉に長期滞在客が押し寄せてくる。

目的は「避暑」だ。

参考までに、本日6月22日の各地の気温と湿度を・・・(Yahoo! Weatherより)

    日中平均 最高気温 最低気温  湿度
東京   25度   27度   22度    78%
カイロ  35度 35度   25度   34%
リアド   44度  43度   31度    8%
ドバイ  36度   32度   25度   67%

今日のカイロはちょっと湿度が高そうだが、まあでもこのくらいならば、
体感気温を10度引いたような状態を考えれば爽やかなものだ。

しかし・・・ナンボ湿気が辛いとは言ったって、カラッカラの低温オーブン
みたいなところは、やっぱり遠慮したい・・・嗚呼、リアド。

そしてドバイ・・・今は行きたくない。以上。

尚、日中平均のほうが最高気温のほうが高いのは、単に不思議だが、
これはYahooのデータである。念のため。

だから、湾岸諸国の住民にとって、カイロとは実に過ごしやすい街なのだ。
アラビア語も通じる。
だから、夏のカイロの高級ホテルは意外に混んでいる。
遺跡は空いているにせよ。

(後編に続く)

(6月22日配信)


  
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2006年06月27日

レバノン料理 その他写真いろいろ

なんだかこのごろ、時々『横浜ほにゃらら』を書いているのか『中東ぶらぶら』を書いているのか、自分で混乱してきて、自分のやってることがわからなくなって、突然無闇に毛づくろいをはじめるオバカな猫のようになっていることがあります。

と、いうか、本来の気質がそういうものなのでありましょう。

さて、似たような話題ばっかりで恐縮ですが、参加者の方々のご好意で、いろいろと写真が集まりましたので、再度ご紹介いたします。

食卓の風景、お料理、お菓子など、本当ならこちらでご紹介すべきものなのではあります・・・以下記事、ご参照ください。

http://honyarara.livedoor.biz/archives/50536166.html

http://honyarara.livedoor.biz/archives/50534491.html

ところで、今回の会を主催してみて、中東やアラブというエリアに、非常に良い意味で素朴で率直な関心が高まっているのを痛感しました。

また、アラブのお料理は、以前から思っていたけれど日本人の口に合うのです。

何が入り口であれ、私が元々『軍事情報』で週刊連載を始めたのは、
「テロや紛争という、ある意味で歪んだ中東のイメージを変えていければ」
というところにあったのでした。

そういう意味で、今回の会が楽しく盛り上がったのは、いろいろな意味でよかったなあ、と思うことしきりです。

また是非企画したいと思います。
やっぱり「食は文化の基本」ですから…と、私がいまさら言っても、すでに説得力を失ってるかもしれませんけれど…。  
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2006年06月26日

「レバノン料理の会」〜美味しかったイベントの裏話〜

以前にこちらでもご案内をさせていただきましたが、先週無事に「レバノン料理の会」を開催。

詳細は以下をご参照ください。

http://honyarara.livedoor.biz/archives/50533452.html#comments

今回つくづく思ったこと・・・

*一応元ホテルの営業マンなので、イベントの企画・構成・交渉・広報、および当日のアテンドは「得意分野」である。

*が、しかし・・・庶務・経理・会計・記録管理などについて、ワタシはまるっきりの
「ダメ人間」である。
わかってたはずだが、よく考えてみれば、この分野は仕事では他部局やアシスタント、私的な集まりでは「親切なお手伝いの人」に全部おっつけていたのだった。
以下に自分が周囲に支えられて暴れていたか、よぉく身にしみてわかった。

大変だったのは、まず参加者の人数を数えること(二桁以上の数がうまく数えられないんです、冗談抜きで)、そして最大の「難関」は、参加者名簿をエクセルで作成すること・・・(25人の名簿に3時間かかった)。

でもって、事前にいただいていた会費の入金確認をしようとしたら、
1.郵便貯金の通帳は、どこかにもぐりこんで出て来なかった。
2.銀行はOKだったけど、いったいどうしてだか、前日になっていきなりATMが
「ぺっ」といわんばかりに通帳を吐き出して「受け付けられません」ときた。

あ〜ん、も〜〜〜と、しくしく泣きながら「自己責任」という言葉を噛み締める。

で、当日はデジカメはフル充電で、換えの電池までもってっといて・・・写真撮るの忘れた・・・。

優しい参会者のみなさんに恥をしのんでお願いして、写真を供与いただきました。
まあ、美味しいもの一杯食べて、ハッピーだから、マーレーシュだぁね。

でも、性懲りもなくまたやろうとしているのです。
インシャアッラー。


  
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カイロ住宅事情 其の二 〜住居探しと大家の弱み〜 【第59話】(後編)

前編につづく)

●大家との駆け引き

さて、じゃあここにするか、ということになると、諸々の駆け引きが始まる。
カイロで外国人がシャッアを借りる場合、家具付きが普通なので、一通り
家の中をチェックしてから、アレがない、コレをつけて欲しい、という交渉が
始まる。

安いところの場合は「洗濯機が欲しい」「テレビはないのか」
「食器が」「鍋が」「鏡をひとつ」「扇風機が欲しい」などという話になり、
大家が「おお、家に余っているのを持ってきてやる」と、時にはしょうもない
ものを持って現れて、ああだのこうだの・・・となる。

高級なところでは、もう胸を張ってガンガン家具の追加を要求してよろしい。
「大型冷凍庫」「衛星放送アンテナ」「食器洗い機」「ビデオ」・・・と、
果てしない物欲を大家にぶつけるのである(結構楽しい)。
とにかく、いってみたらすんなり買ってくれたりするので、黙ってないで
口に出すのが肝心。

肝心の家賃についても、もちろん要交渉。
この場合、一人のときより夫婦のほうが交渉が有利に運ぶ。
いや、夫婦、と一般化したが、我が家の場合である。

とりあえずどちらかが、ボディーブローを細かく入れて下交渉を済ませ、
次に二人で出向いて、もう一人が右ストレートを炸裂させる、というパターン。
時には、日本語で夫婦喧嘩のアトラクション入りであったりする。
ケンカのふりをして、次の展開を打ち合わせているから悪質なコンビだ。

大家はいきなり怒り出す夫(乃至は妻)に驚きあわて「まあまあまあ・・・」
と仲裁に入ろうとする。
エジプト人というのは、基本的に気は荒くないので、大きな声で言い争う光景
を見ると、つい仲裁に入りたくなるらしい。


●契約終了時の駆け引き

さて、そして住み始める。
安いところでデポジット一ヶ月、高いと二ヶ月支払って、これは当然
「家具などの損傷分を差し引いて、出るとき返してもらえるもの」という前提、
ではある。一応は。

でも、ナンノカンノと難癖をつけて、ほとんど返してくれないのが普通だ。
ここで再び、ボディーブロー&右ストレート攻撃に移るのだが、
この場合もうすでに「この夫婦は日本人のくせに、やたらと交渉が強気だ」と
刷り込みが出来上がっているので、大家との関係が良好でない場合は往々にして
難航する。

ところで、実はこういうシャッアを持っているパターンは色々なのだ。
なんでも、ナセルの革命後くらいからある古い住宅についてはびっくりする程
安く借りられた時代があったらしい。
これは「自分か家族が居住する」のが建前なのだが、それなりにいい物件を安く
握っている大家は、住まずにナイーブな外国人(特に日本人は好まれる)に
貸して、収入にしよう、ということになる。
本来は違反なのだが、なんとなく大目に見られているところがあるが、
何かの弾みで「元々の貸主」に「又貸し」が発覚して、すぐに出て行け!と
理不尽なことを言い出す害虫のような家主もいた。

もちろん、自己所有のシャッアを公正に貸し出している大家もいる。

その辺り、やましいところがあっても無くても、たいてい「表の契約書」の
家賃を十分の一位にしてサインしてくれ、と大家がいいだすことがよくある。

何のためかといえば、実は税金対策なのである。

この場合、その代わり毎月の家賃には領収書を発行すること、という一項を
契約書に入れさせておく。
で、払った額面どおりの領収書を、しっかり保管しておくとよろしい。

契約終了時、これは結構威力を発揮する。
ナンダカンダとごね始めた時の、黄金の必殺右カウンターストレートを一発。

「それならかまわないけど、契約書とアナタのサインした領収書を税務署に
出すからね。いいんだね」

彼らの天敵は税務署なのだ。
エジプトの税務署、この類の副収入には結構厳しいらしい。
たいてい、ゴタゴタウダウダがぴたりと止まって、それなりにリーズナブルな
妥協線が成立する。

まあ、そんな調子で、カイロの生活はナンノカンノと交渉がついてまわる。
別に声を荒らげて争う必要は無いが、あきらめずにとにかく粘ること、
相手のいうなりにハイハイと契約などを進めないことなど、家探しに限らず
大切なことである。

結構つかれるのではあるけれど「人間的成長」の場に・・・
なっているのだろうか?

(6月23日配信)

  
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2006年06月25日

「シンドラーのリフト」

前回冗談交じりに話を出したが、なんだか変な事件である。
知人によれば、メンテナンスの会社は別にあって、日本企業らしい。
シンドラー社のハード面ばかりが騒ぎになっているが、メンテナンスはどこが
やっていたのか、という話は出てこない。

外資系は意地悪されるもんだ、と、よく聞くけれど、本当のところどうなって
いるのかなあ、とふと考えた。

「見積もりが安い」というだけの理由で、公共機関のエレベーターがスイスの
外資系にまわる、というのも不思議だ。
心の狭いことを言うようだが、せめて公共機関は自国企業を優先すべきだろう。

このところのワールドカップで皆寝不足で根気がないのか、あまり話を聞かなく
なったけれど、何か裏に変な事情がありそうな事件ではある。

誰か詳しい方、いらっしゃいませんか?  
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2006年06月24日

紫陽花 梅雨の晴れ間に

紫陽花2
数日雨が続いたら、少し紫陽花の青みが増した。
そんなものなのかしらん、と思いつつ、梅雨の晴れ間に。

紫陽花や はなだにかはる きのふけふ
正岡子規
  
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カイロ住宅事情 其の二 〜住居探しと大家の弱み〜 【第59話】(前編)

 カイロ住宅事情 其の二 〜住居探しと大家の弱み〜(前編)


●カイロ生活はメイド付き

前回、ピンからキリまであるけど、とにかくだだっ広い、という話をした。
そんなだだっ広いアパートメント(カイロでは「シャッア」という)を一人で
維持管理するのは大変なことだ。

しかも、風通しよくできたカイロの住居は、砂漠から砂埃の押し寄せる、
その名も「埃及(エジプト)」にあるわけで、当然のことながら、床に食卓に
拭いても拭っても半日もすれば砂埃が積もっていく。

この漢字名、元は中国語らしいけれど、見事なネーミングだといつも感心する。

でも、なんと、カイロではメイドを雇うのがアタリマエなのである。
メイド、というと「萌え」なるイメージが最近の日本で蔓延してるらしいが、
この場合は単に「お掃除のオバサン」だ。
「シャッガーラ」という。

「ご主人たまぁ」などと可愛らしい声でいったりはしない。
「ヤ、マダーム!」と、太くドスのきいた声で呼びかけてくれる。

だから、お掃除は基本的に「やってもらえるもの」だ。

料金は色々だが、週に3〜4日きてもらって月5千円〜1万円くらいが相場だ
ったと記憶している。
掃除洗濯片付けの類が、病気のように不得手な私には有難い話だった。

そう、ついにカイロを離れるとき、上司のイギリス人に
「カイロで一番懐かしくなりそうなものはなんだい」と聞かれて、
ごくシンプルに「シャッガーラ」と答えて呆れられたものだ。

一度は、腹を立てて思いっきりメイドを一人クビにした。
その時、カイロを離れていた夫にそう報告したら、
「で、掃除とかは誰がやるわけ?」と聞かれたこともある。
「私がやります」
「・・・無理だと、思うなあ・・・」

前回から嫌味くさい話ばかりで、読者の皆さんも辟易しているだろうが、
私は結婚生活初日から「メイド付き」だったのだ。
で、この巨大なシャッアを一人で掃除してまわるなんぞ、可能性以前の問題、
ということに二日ほどで気がついたものだった。


●住居探しの方法

1989年にカイロへ渡ってから、本当によく引越しをした。
最初の二年のカイロで四軒、次のミュンヘンで二軒、イスタンブルで二軒。
その後カイロに戻った五年間で、四軒。

カイロに関していえば、下は月100US$から上は2000US$まで、実に色々なところ
に住んだ。
だから、カイロの住居探しはかなり上手い方だと自負している。

方法は色々ある。

1980年代末ごろは、何故か街角のそこここに「不動産の口利き屋」を生業に
しているオジサンがいて、この辺なら住んでもいいなあ、と思うあたりで
「部屋探してるんだけど」とその辺の商店主あたりに言うと、どこからともなく
そういうオジサンが出現するのだった。

ただ、この類で成功した例はあまり聞いたことがなく、化け物屋敷のような
ところに連れて行かれるのが常だったので、結局のところ私はやらなくなった。

その後、ちゃんとした不動産屋が出てきたので、もうこの類の
「どこからともなく出てくる家捜し口利きオヤジ」は多分もういないのだろうな
と思う。
もういないと思うと、なんとなく寂しい気がする。
あれはあれで、なんともエジプトらしい存在ではあったから。

不動産屋だと手数料はとられるが(たいてい家賃一か月分)、まあまあまともな
ところを見つけてきてくれる。

外国人向けのスーパーマーケットにある「掲示板」にも、何度かお世話になった。
この辺に出ている広告は、大家本人が出していることも多いので、不動産屋の
手数料が不要だから便利だ。
ただし、当たるか否かは運次第。

幸い私は、二回当たりを引いた。

もう一つ多いのは「口コミ」で、これが意外によくある。
何故かカイロのエジプト人は、複数シャッアを持っている中〜大金持ちが
結構いて、まわりにそれとなく「シャッアさがしているんだけれどね」と
いっておくと、どこからともなく噂が広まって「オレの友達の弟が・・・」
「私の親戚が・・・」「姉さんのダンナの友達が・・・」と、パラパラ話が出
てくるから面白い。

こういう時、特に紹介料が出ているわけでもなさそうなのに、話を持ってきた
自分の知り合いが、たいてい一緒についてきてくれて、その友達なり親戚なり
姉さんとそのダンナなりが一緒にぞろぞろと現れて、家主と一緒に部屋を
見ることがよくあった。

で、気に入らなければ「ごめん」の一言ですむから、エジプト人は面白い。
まあ、好きというほどでもないが、なんだか憎めないところだと思う。


(後編に続く)

(6月23日配信)

  
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2006年06月23日

訂正『世界の宗教』

湿気状態で、またエラーを飛ばしてしまいました。
ご紹介した金子貴一氏の『世界の宗教』ですが、著者から訂正が・・・すまぬ、金子様。

1.「世界の宗教」は、今年に入ってから書き出し4月まで執筆に没頭していました。

2.実際の執筆者は二名で、実質、1/4を書いています。

3.『本の話』は、文藝春秋社刊です。

みなさん、再々申し訳ありません・・・。
  
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金子貴一氏の新刊

朋友にしてジャーナリストの金子貴一氏が共著で本を出した。
昨年一年、相当な時間と労力をかけた一冊だということだ。

http://diary.jp.aol.com/v8puyc3tkc/34.html

彼は執筆者の一人で、全体の五分の一を執筆している。


『世界の宗教 知れば知るほど』
実業之日本社(刊)

無茶な本だが、よくぞまとめた、と敬意を表したい。
世界三大宗教のキリスト教、イスラム教、仏教はもちろん、ヒンドゥー教、
儒教に道教、神道、ゾロアスター教・・・と、268ページの本に概略概要、
そして現代における状況が、コンパクトかつ図表など多用してわかりやすく
まとめられている。

特にイスラム教に関しては、金子氏で無ければ書けない「現状」のレポートも
あり、読み応えがある。
四半世紀、イスラーム世界ときっちり対峙し、最近ではアフガニスタンにも
イラクにも、フリーのジャーナリストとして取材に赴いた、この彼だからこそ
これが書ける、という部分もある。

巻末にしっかりした索引がつき、各ページの下には「一口メモ」として様々な
短い関連情報も添えられている。

事典の類ではないので、あくまで概要概観ではあるが、これだけの多くの宗教の
基礎情報を一冊の本でまとめてみると、突っ込んだ専門書とはまた違う視点で
宗教を見られる。

中身はみっちりつまっているから、1400円は実にオトクだと思う。
是非一冊どうぞ。

尚、金子氏は新潮社の『本の話』という冊子に『秘境添乗員』という
楽しいエッセイも連載中。本屋さんの店頭などで見かけたら、覗いてみて下さ
い。
  
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2006年06月22日

訂正事項とお詫び

20日にmin-minサンのサイトを紹介させていただいたのですが・・・
大変申し訳ないことに、ご紹介部分に訂正事項が・・・。

min-minさんは「札幌ジンギスカン倶楽部」の神奈川支部長です。
「札幌ジンギスカンクラブと横浜ジンギスカンクラブの支部長も兼任」
と、いうのは、間違いです。
失礼をいたしました。

尚、こちらの倶楽部のURLも楽しいのです。
http://www11.ocn.ne.jp/~sapsheep/

あと『だんだん』のMr.Tは「二号店店長」ではなく「オーナー」であらせられました・・・失礼しました・・・。

で、また性懲りも無く、今週の『中東ぶらぶら回想記』の配信が遅れております・・・。
今日は水曜とばかり思っていたのです。

どうも湿気で頭がふやけています。
皆様、ごめんなさい。
  
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2006年06月20日

サイトのご紹介〜「min-min's Adventure Club」

最近、レバノン料理の会の関係で親しくなったmin-minさんのホーム・ページ。

カバーエリアはアジア、アフリカ、アラブ、ポリネシアまで多種多様。
面白いホームページです。
ちょっと覗いてみてください。

min-min's Adventure Club
http://homepage2.nifty.com/TUBA/

ついでに、札幌ジンギスカンクラブと横浜ジンギスカンクラブの支部長も兼任。

ついでに宣伝しておくと、ご紹介くださったのは、横浜駅西口の羊肉専門店(とってもうまい!)『だんだん』二号店店長の多田さんです。

横浜近辺の羊肉ファンの方、美味しい羊肉!と思ったらこちらへどうぞ。

  
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2006年06月19日

中国とアフリカの不思議な関係 「ニュースのお時間です」

温家宝・中国首相は18日、カイロでムバラク・エジプト大統領と会談した。

詳細は以下。
livedoor ニュース


関連記事
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0619&f=politics_0619_001.shtml

エジプトを皮切りに、ガーナ、コンゴ共和国、アンゴラ、南アフリカ共和国、タンザニア、ウガンダと七カ国を歴訪する。

関連記事は以下。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2098504/detail

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060619AT2M1800B18062006.html

4月には胡錦濤国家主席が、ナイジェリア、モロッコ、ケニアの3カ国を訪問している。

資源確保のための精力的なアフリカ外交、と一言ですむような気もするが、今回のエジプト、南アに前回のモロッコと、特段エネルギー資源があるわけでもない国とも友好関係を築こうという姿勢が見える。

アフリカを見渡して、南アはアフリカで唯一先進国に近いインフラのある国だ。
エジプトはアフリカとアラブの交差点にあり、界隈の「御意見番」で、モロッコはマグレブのキーとなる国である。

こうしてみると、中国の「アフリカ外交」というのは、単に資源欲しさに関係諸国をうろうろ訪問しているわけではなくて、マクロな視点からアフリカを自国側に取り込もうという、シンプルながら非常に戦略的な動きをしている印象がある。

そして、国家元首がこのような動きを見せている、ということは、すでにその土台が諸分野で出来上がっているのだ、とも考えられる。

あれこれ記事を読んでいて引っかかるのは、経済関係樹立、技術協力、といったよくあるお題目の中にある「人材交流」「人的援助」というところだ。

全然違う話になるが、例えばカタールあたりからスーダンはカルツームに飛ぶ飛行機は、常時中国人の労働者風でいっぱいなのだそうだ。

実際にそういう飛行機にたまに乗る夫によれば、全員見事に作業服のまま。
話そうにも中国語以外通じない。
スーダンで中国が進めている、各プロジェクトの労務者たちなのだそうだ。
こういうと語弊があるかもしれないが、人相風体ははっきりいってよろしくない、という。

そして、これはカルツームの「町の噂話」なのだが、この労働者たちは砂漠の奥地のプラントに送り込まれることになるという。
確証ゼロの話で、ほとんどブラックジョークだが、これがどうも普通の労働者ではなくて、中国各地の刑務所からつれてきた服役囚だ、という説も流布している。

確かに、そういう意味では「人的資源」は豊富な国ではあるけれど。

尚、うちの夫はまず海外で日本人に見られることがないのだが、カルツームの空港でだけは「一目でわかってもらえた」とのこと。

私服であれ、普通の格好をしているアジア人が、彼一人だったからだそうで・・・。

なんだか、あはは、と笑えないものを感じる話なのではある。
  
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『横浜ほにゃらら日記』http://honyarara.livedoor.biz/

本連載とはまったく関係ない話ですが、別ブログで食べものや横浜の話などを
書いています。

これが、驚いたことに、横浜市外郭団体の

横浜観光コンベンション・ビューロー

で、特選ブログに取り上げられました。

大変嬉しいニュースですので、ご報告いたします。
以下をご参照くださいませ。

http://www.welcome.city.yokohama.jp/tourism/yokohama_blog/  
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2006年06月18日

カルツームにて「特派員レポート」

実はスーダンに特派員を送り込んでいたのである。
最近帰ってきた。

カルツームのヒルトンで、フロントにコートジボアールの試合の日程を確かめようとしたら、ちょっとしたパニック。

「出てない!そんな馬鹿な!!」
「ところでなんだ、この『アイボリー・コースト』ちう国は?!」

わいのわいの、と騒いだ結果、要するに「同じ国」。

日本語では昔『象牙海岸』と読んでたこともあった気がする。

フランス語で"Cote d'Ivoire "、英語で"Ivory Coast"、日本語で『象牙海岸』というわけです。
ヒルトンのフロントでは、しばらくスタッフがわいのわいのと言ってる声がしたそうで・・・。

なお、スーダンやエジプトでは「アフリカ同士」と、各アフリカ・チームの応援で盛り上がってるとか・・・エジプト人のみなさん、あなたたち「アフリカ人」ていわれると、目を吊り上げて怒ってませんか、普段は・・・?



  
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カイロ住宅事情 其の一 〜シンドラーのリフト(?)〜 【第58話】後編

前編より続く)

●カイロで高層階に住む

高所が苦手、と言いながら、住むところに関しては、あまり深く考えたことは
なかった。
知人宅が高層ならば「いやあ眺めがいいですね」と、単純に羨ましがって
いたくらいだ(でも、本能的に避けるのだか、バルコニーにはまず出ない)。

結婚してイスタンブルからカイロに移ってから半年ほど後、諸般の事情で
引越しをすることになった。
そうしたら、ビルはボロイが場所は便利で、内装も家具もステキな物件が
見つかった。
あまり深く考えなかったのだが、15階にあって、窓からナイル川が一望できる。

気に入ったので、猫らを連れて引っ越してきた。

しかし引越し後、どうもなんだか体調がスッキリしなくなったのである。
しかも、隣近所によれば、引っ越すまではわりあいとまともに動いていたという
エレベーターがしょっちゅう不調を起こす。

深夜すぎまで仕事で駆け回って、やっと我が家にタッチダウン・・・と思ったら、
門番がひどく情けない顔で「マダーム、エレベーター故障だ」と告げる。
これは、かなり応える。
チップを弾んで門番に書類かばんなどを持たせて、せめて手ぶらにできるとはいえ
15階までハイヒールのまま這い上がるのは、いかに足腰にはちょっと自信のある
ホテルマンのワタシにも、結構「苦行」な深夜二時、だった。

15階で降りようとした時、いきなり10センチばかりぐっと沈んだこともあった。
気絶しそうになった。

挙句、旧式のエアコンの室外機(下にはなにもなくて、ドカンと外に箱型に
突き出ている)の上で、猫らがよく昼寝をしているのを発見してしまった。

見た時は、冗談抜きで心臓が止まりそうになった。
長男タケゾウなんぞは、寝ぼけてベッドから落っこちたりするような、
超オマヌケくんなのだ。
呼び戻すにも及び腰で、えさで釣って呼び戻し、その後その窓は「開かずの窓」
とした。
猫に「高所恐怖症」はないらしい。


●シンドラーのリフト

「もう引っ越そう!」と、夫と話し合って家捜しを始めた頃の、とある朝まだき、
カイロで結構強い地震が起きた。

本当に、車酔いしそうな揺れが来た。

「グーラグーラグーラゴォン」と、夫。
「・・・とりあえず、今はここにいるのが安全だよね・・・」
「そうだなあ、でもさ・・・」

二人同時に言った「早く引っ越そう!」

余震というよりは「ビルの揺れ残り」がおさまるまで、あと数分かかった。
その間に、ワタシはぐっすり寝てしまったそうだ(とても疲れていたのだ)。
外では、一度大地震で怖い思いをした隣近所の大騒ぎが、遠く聞こえていた。

その後の物件探しで、階数をよく確かめないで見に行ったところは「23階」。
もう、窓から外を見るだけで具合が悪くなったものだ。

その時、大家が声を大にして強調したのは、
「ここのリフト(エレベーター)はスイスのシンドラー社製だ。
だから、問題ない。心配ない。大丈夫だ!!」

タイトルのわりにオチがこじんまりして申し訳ないが、今回の事態を聞いて、
なんだか複雑な心境で「あのときのこと」を思い出した次第。

尚、その後、ナイル川沿いの建物の三階に越した。
バルコニーで爽やかな朝の川風に吹かれていると、
これぞ贅沢、としみじみ思ったものである。

ついでに書き添えると、諸々の体の不調は解消し、どうも妙に落ち着きの
なかった猫らものんきな顔つきになった。

そんなこんなで、今回は思い出話だが、
次回はもうちょっと現実的な住環境のお話でも・・・インシャアッラー。

(2006年6月16日配信)
  
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2006年06月17日

またまた突然休載のお詫び

長い中東暮らしで、すっかり湿気に弱くなった私。
湿気が上がると、シケた愚痴ばかりこぼしているのは毎年のことで、
去年も似たりよったりのことを書いていたと思う。

しかし、今年の不調は強烈で、39度を越す熱を出した後、左の肩がひどい痛みで
しばらく動かなくなってしまったのである。

いやはや、つくづく思ったのだが、地球には引力がある。
確かにある。
左腕を支えなしに垂らすと、確かに肩関節にGがかかるのを感じる。
「これが引力か・・・」と、ぼやけた頭で妙に感動してしまった。

現状快方に向かっているので、どうぞご心配なく。

ところで、肩腰不調の関係者の皆様、布団乾燥機をお忘れなく。
去年も書いたけれど、梅雨時の不調は「布団乾燥機夏モード」で上向きます。
どうぞお試しあれ。  
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カイロ住宅事情 其の一 〜シンドラーのリフト(?)〜 【第58話】前編

●ちょっとだけ高所恐怖症

昨今巷をにぎわせている、シンドラー社のエレベーターの話を聞いて、
カイロのころの話を思い出した。

その記憶と絡めて、住宅事情など。

私は基本的に「高所」というのが苦手だ。
まあ、眺めのいいトップフロアのレストランで食事、などと言うのは平気だし、
観覧車に乗るのも好きだ。
もちろん飛行機に乗るのだって平気なので「高所恐怖症」というほど大げさでは
ないものの「吹きっさらっし状態」の高所には近寄れない。

でもまあ「高層階でお食事」よりは「明るいテラスでお食事」だし、
「観覧車」よりは「公園のお散歩」だから、やっぱり得意科目ではないのだろう。
もちろん「飛行機」よりは「列車」なのは言うまでもない。
その選択肢がある限り、だが。

高層ホテルの外窓清掃の様子など、見ているだけで心臓の奥が痛くなるくらい
怖い。
ホントに怖い。

カイロ名所の「カイロタワー」など、二回ほどやむを得ず行ったが、
連れて行ったお客さんの前で笑顔を保つのが、恐ろしく苦しかったのを
覚えている。

あそこ、もちろん手すりはついているが、一番上は吹きっさらしなのだ。
その手すりだって、エジプト人の管理化にある。
馬鹿にするようなことを言ってはいけないだろうが、メンテナンス感覚が薄い
国民性なので、寄りかかる気にはなれない。
とりあえず、背中を内壁に貼り付けるようにして、さりげなくカニ歩きだ。

子供のころ三階くらいに数年住んだことはあるけれど、あとはずっと一軒家
だったし、何故かその後、学生時代の札幌から結婚してしばらく経つまで、
常に住居はせいぜいが5階くらいまで。
だから「眺めの良い高層階に住む」というのがどういうことか、
まともに考えたことはなかったのだ。

最近、スイスのシンドラー社のエレベーターに色々問題が起きて世間を
騒がせていたが、それでふとカイロでの出来事などを思い出してしまった。


●カイロの住居

カイロ都市部では、住居は大半がアパートメントだ。
日本と違って、石造りの建物が多い。
余程のことでもなければ、隣近所の家内での騒音が耳につくことはないし、
天井から足音がどかどか、ということもない。

基本的に屋外の熱気を取り込まないような構造になっているらしく、夏は外より
部屋の中のほうが涼しい。
建物が古いほどそうなる。

ついでに面白いのは、日本では暑いと窓を開けて風通しを良くして・・・とやるが、
カイロでは本格的に暑くなると、雨戸まで閉めて外の熱を遮断する。
外気温40度超え、などというときは別として、案外それでしのげるのだ。

カイロでは、下は月1万円程度から、上は月20万ほどの高級マンションまで、
ずいぶん色々なところに住んだ。

嫌味めいて聞こえるといけないが、一番高級なマンションは250平方メートル
で3LDKだった。
すべて高級家具までついて、普通の六畳間がワンセットでパンパンになるような
ソファのセットが、リビングに3セットばかり置いてあって、ロココ調の大食卓が
ゆったりと鎮座ましましていたものだ。

そこまでいかずとも、カイロのアパートメントは相対に広くできている。
大家族での生活が基本だから、チマチマとワンルーム、などという発想自体が
薄いのだ。
実際、子供がそれなりの年になったら家を出て一人暮らし、という発想はなくて、
男女問わず「結婚するまで親と同居」が常識だ。

外国人用の賃貸に出てくる物件に良くあるのが、息子が結婚するときのために
一応住居は用意してあるけれど、当座のところは空いているので、数年で帰国
する外国人に貸す、というパターンだ。

よく聞く冗談で、アメリカ人などが日本のワンルームマンションに入って、
「で、ここが玄関で、部屋はどこなの?」というのがあるが、
一度向こうに住みついてからたまに帰国すると、その気持ちがなんだか
わかる様な気がした。
私の実家が、所謂ワンルームの住居を賃貸していたことがあるのだけれど、
小さい部屋など「カイロの自宅のバスルーム」だった。

母に「ウチって狭いなあ」とぼやいたら「もう二度と帰ってこなくてよろしい」
と言われたこともある。

これ以上言うと、みなさんに嫌われそうだからやめておくが、とにかく各物件、
広いだけは広い。
建物の状態やら設備やらで、賃貸料は天と地ほど違うが、どっちみち広い。
ただし、ボロいところは恐ろしくボロいのではある。
そういう、だだっ広いだけでボロいアパートメントに住むのも、これはこれで
案外しんどいものだ。
(2006年6月16日配信)

→後編に続く

  
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2006年06月16日

イスラム世界の人生相談

イスラム世界の人生相談―ニュースの裏側がよくわかる』西野正巳(編訳)>


またひとつ、イスラーム関連の好著が出た。

ひとつの国の世相を見るのに、確かに新聞雑誌などの「人生相談欄」は
実に有効だろうと思う。
そこを思いついたアイデアがまず拍手ものだが、これがただの悪ふざけでなく、
非常にまじめで、かつどこかユーモアのある内容に出来上がったのは、ひとえに
著者の力量と、イスラーム世界に対する偏らない理解と、そして愛情ゆえだろう
と思う。

まだ30歳そこそこの若い学究の方だそうだが、是非がんばって欲しいと思う。

下手な解説書の類より、実にイスラームの生活実態がわかりやすく理解できる。
また、随所の解説も適切なので、イスラームに関心のある方には、是非一冊
お手元に置いていただきたい一冊だ。

⇒ http://tinyurl.com/gocevイスラム世界の人生相談  
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紫陽花(アジサイ)

さて梅雨時。
せめてもの目の保養は紫陽花になる。

気のせいなのか、偶然なのか、今年の紫陽花は妙に桃色が目立つ。
しかも、濃い大紫のような色まで見かける。
自宅の紫陽花もそうだ。

紫陽花は、土壌が酸性だと青くなり、アルカリ性だと桃色になるという。


紫陽花どうも色のポップな今年の紫陽花。
これから雨が続いたら、また色が変わるだろうか?

   「紫陽花の 末一色と なりにけり」
         小林一茶  
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2006年06月14日

ザルカウィ関連補足〜『軍事情報』より〜

先日の関連記事
で、私個人の事件に対する「感想」を書いたのだけれど、さすがは「親」の『軍事情報』が、別の見方を出しているので、ご紹介します。

以下をご参照ください。
http://okigunnji.com/2006/06/post_39.html

尚、この機会に久しぶりにご説明すると、拙ブログは元々、こちらの『軍事情報』が毎週配信しているメールマガジンの「別冊連載」という始まったものです。
たまにサボりますが(・・・)、原則毎週木曜日にメール配信している記事の記録用、という形でスタートしたブログです。

私と軍事って、どうも事情を知らない方には不思議な取り合わせらしく、
「何故?」という質問もたまに舞い込みますが、中東の生活事情などと「軍事にまつわる諸情報」を、お互いに情報交換しているような関係です。

日本の場合、どうも「軍事」という言葉に潜在的なアレルギー反応があるようですが、私は、今後の社会情勢や世界情勢を理解していくうえで、好き嫌いは別として現状を正しく理解することは、必要なことだと思っています。

ただし、そういうきちんとした情報はなかなか得られないもので、そういう意味でもこつこつと「バイアスのかからない情報」を発信している『軍事情報』は、非常に貴重な情報源であり、いまや大事な仲間でもあります。

『軍事情報』http://okigunnji.com/

私の別冊連載は、諸般の事情で数回お休みをいただきましたが、インシャアッラー、今週は復活します。
木曜配信予定です。

メールマガジンのほうは、ブログ左上から配信登録できます。
「オマケ」にもれなく、ワタクシの別冊メールマガジンがついてまいります。

  
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2006年06月13日

おすすめブログ

知らないエリアは他の人頼みのワタクシです。
現アルジェリア滞在中で、西アフリカ方面の状況にも通じた、tingaサンのブログです。

特に今、ワールドカップのアフリカ勢に関心ある方には旬でしょう!
また、現地のお料理、婚礼、生活などなど、独特の楽しい視線からの記事満載。

20余年ぶりのマグレブ方面再訪を企てているワタクシ、楽しく拝見しております。

『世界の果てに花束を!』
http://blog.livedoor.jp/tinga3/  
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2006年06月11日

トルコ大使講演会

以下のような講演会があります。
関心ある方はどうぞ。

第6回「各国大使シリーズ〜トルコ大使と語る〜」開催のお知らせ
講演テーマ:“Turkey, Bridge between East and West”
講演者:ソルマズ・ウナイドゥン駐日トルコ共和国特命全権大使
(共催:青山学院大学、日本・トルコ協会、ジャパン・タイムズ、毎日新聞社 後援:
外務省)


 日本・トルコ協会は青山学院大学、ジャパン・タイムズ、毎日新聞社との共催、外務
省の後援にて、当協会名誉総裁でもあるソルマズ・ウナイドゥン駐日トルコ共和国大使
の講演会を開催いたします。お誘いあわせの上、ふるってご参加くださいますようお願
いいたします。
(*本講演会に参加するためには事前申込みが必要です。下記要領をよくお読みの上、
お申込み下さい。)

《講師紹介》ソルマズ・ウナイドゥン(H.E. Mrs.Solmaz Unaydin)
1942年アンカラ生まれ。1965年Bryn Mawrカレッジ(米国)政治学部卒業、1984年同大学
大学院国際関係学修士課程修了。1965年首相府通訳、1967年外務省入省。アフリカ局三
等書記官、1969年国連トルコ代表部三等書記官、1973年在エジプト大使館二等書記官、
1974年外務省政務局係長、1976年国連局係長、1977年国連トルコ代表部一等書記官、19
84年人事課係長、1985年二国間政務局課長、1988年同局長代理、1992年スウェーデン大
使、1996年ポーランド大使、1999年広報担当局長、2000年政策企画長を経て、2003年よ
り駐日大使。トルコが日本へ派遣した初めての女性大使。英語・仏語に堪能。趣味は音
楽鑑賞、スポーツ、ファッション。



【記】
日 時:2006年6月27日(火) 13:00〜14:45(12:30受付開始。質疑応答時間を含む

場 所:青山学院大学(青山キャンパス) 総研ビル12階大会議室
    銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅より徒歩5分、
JR・銀座線・東横線・半蔵門線 渋谷駅より徒歩10分
言 語:英語(同時通訳付)
参加費:無料
申 込:往復はがき(1名に付1枚)に下記事項を記載し、青山学院大学庶務部庶務課に
送付。

*6/18当日消印有効。折り返し受講証が送られてきます。当日は必ずご持参ください。
(宛先)〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4-4-25 
青山学院大学 庶務部庶務課 トルコ大使講演係
(記入事項)氏名、年齢、住所、電話番号

* 日本・トルコ協会会員は「日本・トルコ協会会員」と明記してください。
* 日本・トルコ協会から本講演会について情報を得た方は、その旨記入してください

募 集:150名(応募者多数の場合は先着順)
問い合わせ先: 青山学院大学 庶務部庶務課トルコ大使講演会係
  
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W杯、入場チェック機能せず『ニュースのお時間です』

フランスでは山ほどでた「チケット難民」。
ドイツは小うるさいほど売り渋っていたイメージがあって、
「入場券にはチップ埋め込んでIDチェック!」と息巻いていた。

直前に中国が一山、自分らの持分チケットを放出しただのなんだので、今回はダフ屋が横行しているそうで・・・。

お国柄が良く見えます。

詳細は以下。
livedoor ニュース


で、結局IDチェックはいまのところ実施されてないそうだ。
「抜き打ちでやるかも」という噂だけはある。

実に見事に嫌味なほど「ドイツ的」な対応だなぁ、と、妙に感心した。
まあ、一応予防措置を打つために「タテマエ」は通したわけで、
そこは評価しましょう。

「お国柄」と言えば、某大手旅行手配会社(本社ロンドン)のイギリス系ユダヤ人社長、日本人が大勢チケット難民と化したフランス大会当時、たまたまカイロで出くわしたら

「簡単だ。次はフランス人に山ほどインチキなチケットを売りつけて、路頭に迷わせてやればよいのだ。是非やればよろしい」

と、のたまわっていたっけな。

・・・お国柄っていうのか、国民性って言うのか、民族性って言うのか・・・。
  
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2006年06月10日

鉄砲百合

百合
(2003年に撮影)
百合が咲き始めた。
鉄砲百合は、見かけが地味なのに香りは濃密だ。
姿が豪奢だが、香りのないカサブランカとは対照的だなあ、と思う。



ただ、切ってしまうと翌年花がつかないから、ひたすら庭に出て顔を寄せるしかない。
頂き物で嬉しいのは、そういう意味では百合の花かもしれない。

「歩く姿は百合の花」というけれど、確かにじっと濃密な香気をこもらせているよりも、
外でゆらりゆらりと残り香を漂わせるほうが百合には似合う。

旧約聖書の『雅歌』は、ソロモン王の婚礼の歌の章。
キリスト教では白百合といえば純潔のシンボルだが、
かつてはもう少し柔らかな官能的なイメージもあったようだ。

"My beloved is mine, and I am his: he feedeth among the lilies."
                              雅歌より



  
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