2006年01月25日

横浜中華(街)ぶらぶら案内(3)〜羊の串焼きはやっぱりうまい!〜

(街)は中華街とまったくかけ離れた所だから。
これは、どちらかというと、横浜コリアンストリート近辺の店。
でも、中華の話でございます。

横を通るたびに気になっていた。
私の大好きなモツ焼き屋さんや、韓国家庭料理の店などに向かう途中、いつも「あそこって、なんなんだろう・・・」と私の意味不明なヨダレ感を誘う店があったのだ。

羊肉串&東北料理
『延明』
横浜市中区長者町9−170
Tel.045-261-8946

入り口はとても怪しげで、「ちょっとなんとなく」は入れない感じ。
私は、少なくとも「初回は連れがいる」と思ったのだ。

だから、別の店で韓国鍋料理を食べまくったあと、
そっとオットの手を引いて「まあ、ビールでも・・・」と
間口が狭い割に奥行きのある店に連れ込んで
しまったのだった(あ〜れ〜〜〜!)

結論を言うと、トルコのチョプシシにホームシックを感じている人にはうってつけだ。
そうでなくても、羊肉が好きな人は結構楽しめるだろう。

驚いたことに、各テーブル炭火焼である。
前菜は無料で出てくる。
茹でたピーナッツがうまかった。

焼き鳥くらいに刻んだ羊肉が、鉄串に刺さって生で出る。
それを遠火の強火の炭火で焼いちゃうのである。

で、串一本100円から。
ものによって値段は違うが、100円、170円というところが基本。

正直言って、この値段だから羊肉が苦手な人には辛い店かも、としか言えないが、好きな人には炭焼きマジックで、結構おいしくいただけてしまう。
目の前の炭火でジュワジュワしている串焼肉・・・洗える服で行けばこんなに楽しいところはなくってよ。

ま、ともかく、おそらく日本で入手できる最低価格の羊肉を、実にうまくスパイスしている。
しかし、日本人が食べやすく・・・という気遣いはまったくない。

あと、私はダメだけれど、そういうものがお好きな方、ここは「蚕の幼虫」がありますです。
メニューに書いておいて、本当はない・・・というパターンが多いので「これは本当にあるの?」ときいたら「揚げるのも茹でるのもあるよ!おいしいよ!!」といわれた・・・。

焼き物も鳥牛などいろいろ。

あと、中生380円だった。

と、いうことで。  

Posted by arimaburabura at 19:38Comments(2)TrackBack(1) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年01月24日

水餃子が好きだ。

060122水餃子1水餃子が好きだ。

父が満州育ちで、子供の頃から餃子と言えば水餃子。しかも餃子奉行と化した父の号令下、家族五人が家内工業状態でちょっとした屋台が出せる程の量を作って、それを瞬く間に茹であげて食べていた。


海外にいたころは、皮を打って、豚肉を塊からたたいて…と、格闘技状態で食べていたけど、帰国以来すっかり無精になった。外の店にいくらて゛もある、となると、わざわざ家で格闘技の真似事をしようと思わなくなる。
ワタシは本来平和主義なのだ。

でも、だからと言って外でどこでも美味な水餃子があるワケではなくて、大抵自分で作った方がましな店がほとんど。

で、整体のショウさんに聞いたら、やっぱり中華街はほぼダメ、との由。
以前は某店が大変よかったが、代変わりして、店の場所も変わって、別物になった。

だから、下手に外で食べないで、中国製の冷凍ものを買ってきて食べる…と聞いて、早速走った。
で、とりあえず妥協点が見つかった。
写真以外で、韮入りも良かったです。
ただし、業務用らしくて量が多いから、冷凍庫のスペースは食います。

060122水餃子2写真の店は、石川町から中華街大通りに入る、ちょっと手前にある中華食材のスーパーマーケット。
ここで買えます。  
Posted by arimaburabura at 01:14Comments(0)TrackBack(1) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年01月22日

新年の椿事

年末年始は夫の郷里で過ごした。
熊本の某所である。

以前もご紹介した、某温泉に初湯に出かけた。
義母とお風呂につかっていたら「お孫さん?」と言われた。
いえ嫁です、と答えた。

これで気分を良くするのは、典型的な中年のオバハンであろう。
それはわかっているのだ。

で、それをオットに言ったら、馬の子と間違われたかか?と。
馬が温泉に来るか! ふん!!

しかしとりあえず気分はよい。
そういうのは、嬉しくないほうがおかしいでしょう?

翌日は熊本市内に泊まった。
熊本の繁華街をオットと歩いていたら、突然ワタシにすりよる若い男子一名。

「どーですかー、サービスしまーす!」

と、見せる写真は、豊乳を脇で引き締め、乳間を見せる女子数名。

「それ、なに?」
「おXぱい、モミモミ!」

唖然とした。
九州というのは全般に、ある線を越えると東京近郊よりも
かなり性的におおらからしい、という印象はあったが、
カップルのしかも女性のほうにこういう客引きがくるとは、
なんとも熊本の性風俗は結構世紀末…地方文化は多様だな、

と驚きつつ、あくまでも参考までに

「夫婦料金て、あるの?」

ときいてみた。

「・・・へ?・・・」

ふと見るとポン引き、腰が引けている。
私の横には、巨大な男が「なに?」と剣呑な顔つきで立っている。

「あ、あの、すみません・・・女性、なんですね・・!」

本人一瞬、何のことやらわからず、ぽかんとしているうちに、
オトコは素早い後ろ走りで消えていた。忍者のようだった。

で、顛末を理解した瞬間、グーを虚空に振り回したけれど、
それだけで終わる。

「あ、女の子だったの?」
という言葉は、昔からきいているから驚かない。
若ければ「ボーイッシュ」という美しい言葉がある。
しかし、不惑をとうに過ぎてフーゾクのポン引きに誘われる私は、
いったい何なのだ?!

オットに顛末を話したところ
「また馬の子に間違われたわけだな」
というわけのわからん〆でおわったのだった。

ぶーぶーひんひん。

以上、新年の椿事でございました。  
Posted by arimaburabura at 22:30Comments(0)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

『新トルコで私も考えた』

なんと、新連載が始まった。
それも、私が毎号発売日ごとに走って買いに行く『YOU』という漫画誌。
『ごくせん』愛読者の私。これで一粒で二度おいしくなった。
ふっふふふ。

既に4巻出ていて、すでに依然ご紹介済みだが、改めて・・・。

トルコで私も考えた (1)〜(4) ヤングユーコミックスワイド版
高橋 由佳利 (著)







トルコで私も考えた (1)




トルコで私も考えた (2)




トルコで私も考えた (3)





トルコで私も考えた (4)


トルコで私も考えた [少年向け:コミックセット]

  
Posted by arimaburabura at 01:24Comments(8)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年01月20日

ファイエンスのバステトを手に入れました

ファイエンスのバステト買い出し担当者が、店にあった二つを買い占めてきた、と…。
中王国時代の実在の像のレプリカ。カバもある。かわいい。  
Posted by arimaburabura at 16:55Comments(0)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年01月19日

中東治安事情 其の一 〜『治安』と『危険』の感覚 (1) 〜【第43話】

●中東は治安が悪い?

エジプトにいました、トルコにいましたと言うと、
「あの辺、危なくて大変でしょう?」
「治安はどうなんですか、かなり悪そうだけれど」
などときかれる。
特にエジプトのイメージが悪いようだ。

テロのイメージから、中東一帯はひどく危険なところのように思う人が多い。
イスラム教が一見したところ不可解に見えるし、言っては悪いがヒゲ面で
険しそうな目の現地の男性らもそんなイメージを高めてしまうのだろう。

しかし、生活していくうえでの一般的な治安は、取り立てて悪くない、
というのが本当のところだ。
もちろん国による差はあって、私が肌で知っているのは、エジプト、トルコと
後はヨルダンくらいのものだが、この三カ国に関して言えば、最近の日本と
同じ程度か、下手をすると日本より良いくらいだ。

もちろん戦争や内乱が勃発中など、政治情勢が安定していない国は別の話で、
これは日常の治安云々以前の問題。子供でもわかる話だ。


●外務省の海外渡航情報

政治情勢は大きく治安にかかわるもので、その辺の情勢は外務省が細かく
安全情報を出している。

一昔前は「危険度」という言葉を使っていたが、表現が以下のように変わった。
  続きを読む
Posted by arimaburabura at 22:27Comments(0)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年01月15日

横浜中華街 ぶらぶら案内(2) 小龍包

ついでにもうひとつ『小龍包』。

本当に最近中華街じゅうどこにでもあるのだけれど、特にしみじみおいしく思うことはない。
でも、数日前に整体院のショウさんのご推薦で行ってきた。

『新錦江』
横浜市中区山下町146 
TEL 045-663-1696
営業時間: 11:30〜15:00、17:00〜22:30、土日祝11:30〜22:30(LO各22:00)
定休日:無

系列店の『杜記』なる刀削麺の店が以前向かいにあったけど、まるっきりおいしいと思えなかった。
しばらく流行っていたが、いつのまにか消えて、こちらの店に合体していた(このあたり、根拠なしなので読み流してください)。
だから、入り口でその辺の事情を知った瞬間やめて帰ろうかと思ったが、まあまあと入った。

店内はオヤオヤと思うほどお洒落。
デートに使えます(中華街の場合、この辺の見極めが難しいかと思う)。
小龍包と坦々麺を頼みました。

まず坦々麺・・・真っ赤に燃える表面の下に白濁したスープ。
啜ってみると、そこそこの辛さとピーナッツの香りと甘さがいい感じのバランス。
「うめ〜」と一人つぶやいて、肉味噌をつつけば、これもピーナツの利いたピリ辛薄甘味。
向かいの店の時とは、調理人が変わったようだ。
同じものではない。

腰のある刀削麺にうまいこと絡んで、ハフハフのフフフとかっ込んでいたら「熱いのでお気をつけくださ〜い」と、小龍包到来。

巾着の先っぽをそっとつまんで、黒酢につける。
脇を小さく齧って、チュチュチュとスープを啜ったら、これはガッツポーズだった。
スープがブシャンとこぼれなくなった頃合を見て、せぇので口に放り込む。
ガフガフハフハフハフハフ。
フーフーフーのフフフフフフ。

単なる薄気味悪い人と成り果てて、お店を出た。
次は誰かを誘って、いろんな料理をオーダーしてみよう。

横浜中華街。
結構楽しいところなのではある
  
Posted by arimaburabura at 10:30Comments(2)TrackBack(1) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年01月14日

横浜中華街 ぶらぶら案内(1) 粥

【健康食彩館】味わい粥(中華粥)『中東ぶらぶら回想記』と銘打っておきながら、「中東ぶらぶら」でもなんでもない話が、ついつい出る。ちょこっと気になって、なんとなくどこかで中東にこじつけたりしていましたが・・・やめます。

基本は中東ですが、悲しいかな日本在住のワタシ。
ブログについては「読者サービス」ということで、中東と関係ないお話もしちゃいます!
いまさらですが。


で、中華街。

私は元々東京の荻窪やら三多摩やらで長く育ったので、横浜になじみはない。
なぜ横浜在住かといえば、カイロの職場から異動になったのが横浜だったからだ。

久しぶりに中華街に行って、すさまじい観光スポット化にたまげた。
まあ、20年も前から観光地ではあったけれど、まだなんだかちょっと怪しげな空気があった気がする。
大学生のころ、近所の友達が横浜の大学に通っていたから、よく連れて行ってもらったのだ。

ん?昔話はどうでもいいから、お勧めスポットを紹介せよ??
ハイハイ、ちょっと待ってくださいね。

中華街でおいしいものを食べるのは、実は案外難しい。
有名店には長蛇の列。待った挙句に「あ、そう・・・」程度の料理が相当乱雑にサーブされることもある。
それで済めばまだいいほうで「いったいどこをどうすればここまで不味い中華を料理できるものやら」
と、感嘆する(?)ことすらある。
文句を言う気にすらならない。

しかも、ここは一見様歓迎地域なので、結構あからさまに常連と観光客で内容に差が出る。
その上に、店の厨房スタッフが経営者側ともめて、ある日突然よそに移ることもある。
美味しかった店が突然「は??」というほど味が変わる。
挙句に厨房のスタッフが同じでも、小さな店では混んでいる時と暇な時であからさまに味が違う。

さて、お店のご紹介である。
実はネタ元の大半は、本人の努力もなくはないが、私が通っている中華街はずれの某整体院の情報だ。
このあたりの中華系社会の情報は結構緊密なようで「何であそこの店がいきなりまずくなったか」といったような話は、つぼ押しに絶叫しながらとはいえ結構きかせてもらえるのだ。

では、まず『粥』。

『謝甜記』
http://www.walkerplus.com/yokohama/gourmet/chinese/china062_c.html

どこが物珍しいのだと言われても、結局ここに戻ってきちゃうんだからしょうがないじゃないですか。
二号店も出たけど、なんかぱっとしない。
問題は長蛇の列だが、夕方五時ごろなど(特にウィークデイ)を狙えば、案外ゆっくりできる。
実は悲しいことに、粥以外の料理は未体験なのだけれど、かなり良いらしい。
なお「普通の時間帯」なら相席は当然の店なので、デートなどには向きません。
ここで楽しく二人粥をすすれるようになったら、愛は本物でしょう。

なお、私のお気に入りは『ピータンスタミナ粥』です。
たいてい一人で行って、スタミナをつけて家に帰り『ぶらぶら』の原稿を書きます・・・。


次回の中華街話は『小龍包』でも・・。

(つづく)

  
Posted by arimaburabura at 10:22Comments(2) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年01月13日

ファルーカとエレファンティン島

051230-ファルーカとエレファンティン島ファルーカとエレファンティン島  
Posted by arimaburabura at 17:23Comments(2)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年01月10日

エレファンティン島

051230-カタラクトホテルよりエレファンティン島アスワンの町とその対岸の、中洲にある島です。
文字通り、像の形をした岩が島の周りにたくさんあります。

遠くにタワーが見えますが、ムーベンピック・ホテルです。
こちらは船で島に渡ります。
降りてすぐ街なので、アスワンの街歩きなどには便利です。

実は私は「オベロイ系」だった時しか知らず・・・どなたか最近の様子を教えてくだ
さいまし。  
Posted by arimaburabura at 19:17Comments(2)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年01月09日

カタラクトホテル

051230-オールドカタラクトホテルカタラクトホテルは旧館と新館があり、お泊りの設備は新館のほうが良いようで・・・。

051230-カタラクト・ホテルナイル川に面したカタラクトホテル。
ファルーカ(ヨット)で辺りの水辺をセーリングするのも楽しい。

旧館にはアガサ・クリスティー・スイートやウィンストン・チャーチル・スイートなど、かつて著名人お泊りのスイートもあり。フロントに頼んで、空いていれば見せてもらえます。
ホテルの客室だから「見るだけ、タダ」です。  
Posted by arimaburabura at 15:55Comments(3)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年01月08日

日没−オールドカタラクトのテラスより

051230-日没−オールドカタラクトのテラスよりエジプトで、ルクソールまでは行くけれどアブシンベルとアスワンはパス、という人が結構いるけれど、もったいないなあと思う。

何しろ、風景がたまらなく美しいところなのである。
確かにアスワン自体には御大層な遺跡はないけれど、川と砂漠と緑と、そして朽ち果てた遺跡にブリティッシュコロニアル調のホテル。

泊まらなくても、できれば夕暮れ時に立ち寄りたいのがカタラクト・ホテル。
ここのテラス・カフェでのステラはこたえられない。  
Posted by arimaburabura at 11:59Comments(2)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年01月07日

ラムセス二世のふくらはぎ

051230-ラムセス二世のふくらはぎなぜ、ここでいきなりふくらはぎなのか、理解に苦しむ特派員写真(アブシンベル大神殿です)・・・像にチョコチョコ細かく掘り込んである文字は『単なる落書き』です。

しかし、ここにはないけれど、場所によってはヒエログリフを解読したシャンポリオンや、ナポレオンなんかの落書きもありまして、こうなると文化財です。
皆さん、落書きをするなら、偉くなりましょう。  
Posted by arimaburabura at 10:09Comments(0)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

2006年01月04日

中東キリスト教の歴史

『中東キリスト教の歴史』日本基督教団出版局

とりあえず基礎知識として、細かく全貌がみえる。

  
Posted by arimaburabura at 21:52Comments(0)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

コプト教会の礼拝

『コプト教会の礼拝』キングレコード

悲しいことに、歌詞や原語についての解説がない!
でも、微妙なアラブ風の音と流れが感じられて面白い。
  
Posted by arimaburabura at 21:52Comments(0)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ

砂漠の修道院

『砂漠の修道院』平凡社ライブラリー 山形 孝夫 (著)

コプト教関連で、この一書を超えるものはないと思う。
内省的な美文も素敵だ。  
Posted by arimaburabura at 21:51Comments(0)TrackBack(0) | Amazon.co.jp | 楽天市場 | ブログ